朝起きられない生活からどうやって立て直す?
「朝がどうしても起きられない」「アラームを何個かけても布団から出られない」――そんな悩みを抱えていませんか?
仕事や復職に向けたリワーク通所など、朝のスタートがうまくいかないと1日全体のリズムが崩れてしまいがちです。
特に、うつ症状や自律神経の乱れを経験している方にとって、「朝起きる」というのは思っている以上に大きなハードルとなることがあります。
今回は『なぜ朝が起きられないのか?』その原因を整理しながら、無理なく朝型の生活リズムを取り戻し、整えていくための具体的なステップをわかりやすく紹介していきます。
なぜ朝が起きられないの? まずは原因を知ろう
朝が起きられない背景には、いくつかの要因が関係しています。
● 睡眠リズムの乱れ
夜更かしや昼夜逆転、週末の“寝だめ”などで体内時計がずれてしまっている場合があります。毎日異なるリズムで過ごしていると、朝起きることが難しくなります。
● ブルーライトの影響
スマホやPCの光(ブルーライト)が、眠気を誘うホルモン「メラトニン」の分泌を抑えてしまいます。その結果、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりすることがあります。
● 睡眠の質が低下している
カフェインの摂取、寝る前の強い刺激(SNS、ゲーム、ニュース)、ストレス・不安感などで眠りが浅くなることもあります。
● 心や体の不調による影響
うつ病や自律神経失調などが原因で、「朝に体が重い・動けない」と感じるケースも多くあります。
無理に改善しようとするよりも、「なぜつらいのか」を知ることが、回復の第一歩です。
今日から少しずつできる!朝型生活への5つのステップ
ステップ①:起きる時間を決めてみる
まずは「起きる時間」だけを毎日一定にしてみましょう。
最初は睡眠時間が短くても構いません。体が次第に「この時間になると眠くなる」「この時間に起きられる」というサイクルが整っていきます。
ステップ②:朝日を浴びる or 窓際に立つ
起きたらすぐにカーテンを開け、朝の光を浴びましょう。
太陽の光が体内時計をリセットしてくれます。曇りの日でも、窓際で数分過ごすだけでOKです!
ステップ③:夜の過ごし方を整える
寝る前はスマホやテレビを控えめにして、静かな読書や軽いストレッチ、アロマなど「リラックスできる時間」に切り替えてみましょう。
照明も暖色系にすることで、自然と眠気を誘いやすくなります。
ステップ④:休日の起床時間もなるべく一定に
「週末にたっぷり寝る」と平日のリズムが崩れやすくなります。
理想は、平日と休日の起床時間を1時間以内に収めることです。
これだけでも朝のだるさが変わってきます。
ステップ⑤:うまくいかない日があっても気にしない
「また寝坊してしまった…」そんな日は、落ち込まず「よく休めたな」と優しく自分に声をかけてあげてください。
体内リズムの調整には少なくとも2〜3週間かかると言われています。
少しずつでも継続していくことが大切です。
おわりに:朝は、取り戻せる
朝型の生活を取り戻すには、特別な才能や努力はいりません。
必要なのは「ほんの少しの習慣」と「自分へのやさしさ」です。
リワークなどに通いながら生活リズムを整えている方も、これから復職を目指している方も、
焦らず、自分のペースで朝の時間を作っていくことを意識してみてください。
ニューロリワークでは、睡眠に関するお悩みについても、脳科学者と精神科医が監修した独自のプログラムを通じて学ぶことができます。
科学的根拠に基づいた内容をわかりやすくお伝えするだけでなく、スタッフが一人ひとりの課題に寄り添い、一緒に考えながら解決を目指します。
「なかなか眠れない」「日中の眠気が取れない」といった悩みをお持ちの方も、まずは一歩を踏み出してみませんか?
文章だけでは伝えきれないものもたくさんありますので、お気軽にセンターまで、お問い合わせ下さい🙋♀️
皆さまのお越しをお待ちしております😊👋
ニューロリワーク 大宮センター
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