リワーク・主治医・会社の連携ってどうなるの?
リワーク・主治医・会社の連携ってどうなるの?
こんにちは。ニューロリワーク大宮南センターです。
今回は、「リワーク・主治医・会社の連携」についてお伝えします。
リワークとは?
「リワーク」とは、メンタル不調などでお仕事をお休みしている方が、再び働く準備を整えるための支援プログラムです。
ニューロリワークでは、医療・心理・福祉・就労支援の専門スタッフがチームで連携し、一人ひとりに合わせた復職支援を行っています。
「リワークに通えば安心」ではない?
復職を目指すときに「リワークに通っているから大丈夫」「主治医の“復職OK”が出れば安心」と思う方も多いかもしれません。
しかし実際には、ニューロリワーク大宮南センター・主治医・会社の3者が連携して支援を進めることが、復職後の安定につながります。
それぞれがどのような役割を担っているのか、順に見ていきましょう。
それぞれの役割について
● ニューロリワーク大宮南センターの役割
ニューロリワークでは、復職に必要な「準備」と「練習」を行います。
たとえばニューロリワークでは以下のようなプログラムを提供し、復職のサポートを行っています。
- 生活リズムを整えるブレインフィットネスプログラム
- 自己理解を深め、よりよい働き方を考えるFINDプログラム
- ストレスへの対処法を学び、柔軟に対応する方法を学ぶFITプログラム
こうしたプログラムの成果をもとに、主治医や会社へ具体的な情報をフィードバックします。
この情報を元に、医師から助言をいただき、職場での配慮内容を企業さんと一緒に考えていくことができます。
● 主治医(精神科医など)の役割
主治医は、病状の管理と復職の可否の判断を行います。
「今の状態で働いても大丈夫か」「どのような配慮が必要か」を医学的な立場から見極めます。
この際、リワークからの報告(出席状況や集中力の様子など)や、会社からの職場情報が重要な参考資料になります。
● 会社の役割
会社は、主治医の意見書をもとに職場環境を整える役割を担います。
たとえば、
- 業務量の調整
- 残業の制限
- 配置転換 など
復職を「許可する」だけでなく、安心して働き続けられる環境づくりが求められます。
情報のやり取りはどうしているの?
3者の連携は、以下のように行われます。
主なやり取りの内容
●ニューロリワーク → 主治医
・出席率、プログラムの様子、ストレスへの対応方法など
●主治医 → 会社
・就労可否の判断、必要な配慮事項(意見書)など
●会社 → 主治医・ニューロリワーク
・職務内容や復職後のサポート体制の共有など
また、会社に産業医がいる場合は、主治医と会社の橋渡し役として、情報の調整を担うこともあります。
まとめ
復職は、
・病気や障害に対して上手く対処ができるようになること、
・仕事ができる状態に戻すこと、
・安心して働ける環境を整えること、
この3つがとても重要です。
そのためには、ニューロリワーク大宮南センター・主治医・会社の三者の連携が欠かせません。
チームとして支え合うことで、休職中の方が安心して社会に戻り、長く安定して働き続けることができるようになります。
大宮南センターより
「復職できるか不安…」「会社にどう伝えたらいいかわからない…」
そんなお悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
ニューロリワーク大宮南センターでは、多くの復職支援を行ってきたスタッフが、
あなたの「もう一度働きたい」という気持ちに寄り添い、全力でサポートいたします。
ニューロリワーク 大宮南センター
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