コミュニケーションが苦手でも大丈夫?人付き合いが不安な方へ
苦手なコミュニケーション~リワークではどう取り組む?~
「復職したいけれど、職場の人間関係が不安…」
「うまくコミュニケーションがとれるだろうか…」
休職中このような不安を感じる方が少なくありません。
特に、心の不調を抱えていると、人と話すことや自分の意見を伝えること、関わること自体が億劫になったり、疲れてしまったりすることがありますよね。
リワークは、コミュニケーションが苦手な方でも安心して参加でき、少しずつ人付き合いの不安を解消していくための場所です。
今回は、「人付き合いが苦手」と感じる方でも大丈夫な理由と、リワークで身につくスキルについてお話しします。
「完璧なコミュニケーション」じゃなくてOK
リワークは、あくまで職場復帰に向けたリハビリの場です。
初対面の人とうまく話すことや、積極的に発言することが求められるわけではありません。
プログラムは、以下のようなスモールステップで構成されています。
1. まずは「話を聞く」練習から
最初は、無理に話そうとしなくても大丈夫です。
プログラムを見学しながら、スタッフや他利用者の話に耳を傾けることから始めます。傾聴の姿勢を学ぶことで、自分自身の気持ちも落ち着き、他者との関わり方に慣れていきましょう。
2. 「相槌」から始める
プログラムではグループワークの時間があります。いろんな考え方や、出来事を聞き、「はい」「そうですね」と相槌を打つことから練習します。
こうした小さなコミュニケーションの積み重ねが、徐々に自信につながります。
3. 自分の「気持ちを言葉にする」練習
慣れてきたら、自分の気持ちや考えを少しずつ言葉にする練習をします。
例えば、「〜に興味があります」「〜と感じました」など、まずは簡単な感想を伝えてみましょう。
自分の考えを無理なく、率直に伝える練習をすることで、コミュニケーションへのハードルが下がります。
ここでは、自分の気持ちを無理に押し込める必要はありません。
「今日はなんだか気持ちが沈んでいるな…」
「うまく話せなくて、疲れてしまった…」
そうした素直な気持ちをスタッフに共有していただき「そんな自分でもいい、そんな日があってもいい」と自分を受け入れる気持ちが生まれます。
お互いの気持ちを尊重し、助け合いながら、無理のないペースでコミュニケーションを練習していきましょう。また、「今日は体調が万全じゃないから、話さず見学する」という選択肢が常に用意されています。ご自身の体調に寄り添ってプログラムに参加できます。
「人付き合いが苦手」という気持ちは、決して弱さではありません。
その不安に向き合い、少しずつ練習を重ねていくことで、少しずつできるを増やしていきましょう。
もし、コミュニケーションの不安から復職に踏み出せないでいるなら、ぜひ一度ご相談ください。一緒にその不安を乗り越えていきましょう。
ニューロリワークは、全国に展開するリワーク支援施設。医療・心理・福祉・就労支援のプロが連携しながら、一人ひとりに合わせた復職支援を行っています。
電話・WEBいつでもお気軽にお問い合わせください🗼
ニューロリワーク 赤坂センター
のご紹介
- 住所
- 〒107-0052
東京都港区赤坂2‐20‐6 アズ赤坂ビルディング2階 - アクセス
- 東京メトロ南北線・銀座線 溜池山王駅 12a出口 徒歩5分
東京メトロ南北線 六本木一丁目駅 3番出口 徒歩5分
東京メトロ千代田線 赤坂駅 5番出口 徒歩6分
東京メトロ日比谷線・都営大江戸線 六本木駅 6番出口 徒歩12分 - 電話番号
- 03-6230-8986
受付時間:平日9:00~18:00
記事のリンクをコピー
