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セルフケア

怒りは心の「SOS」!? 感情のメカニズムと上手な付き合い方

「怒り💢」と上手に付き合うためのアンガーコントロール入門

今週は、ストレスコーピングの一つである「アンガーコントロール」の基本についてご紹介します。
怒りの感情からくるストレス反応を防ぎ、就職・復職後に長く働くためにも、怒りのメカニズムと上手な付き合い方ができるといいですね🤝

1. なぜアンガーコントロールが必要か
ストレスを生じる感情の中でも「怒り」の感情は心が大きく揺さぶられるものであり、適切に対処できないと、以下のような悪影響が生じる可能性があります 。

・強い感情により、冷静に対処法を考えられない 。
・無理に抑え込むと、精神・身体症状に繋がる 。
・伝えられずにため込んだ結果、相手への不信感が高まる 。
・怒りを表出した後に、後悔の念に苦しむ 。

怒りを感じる場面は様々だと思いますが…
特に職場は、立場、責任、利害の違いなどによって意見が衝突しやすく、怒りが生じやすい環境です 。

2. 怒りの正体とメカニズムを知る
みなさんは怒りについてどんなイメージを持っていますか?
怒り=悪いもの、怒らないことこそ美徳であるというように感じている方も多いのではないでしょうか?
人間の感情を表す言葉に喜怒哀楽という言葉があるように、怒りの感情は私達にとってなくてはならない感情なのです!
もう少し具体的に説明すると、怒りは自分を守る「危険信号」の役割があり、不快な状況を知らせ、その状況を変えようと対処を促すための感情です 。
結論、怒りは誰もが抱く自然な感情であり、怒りを感じること自体は悪いことでも恥ずかしいことでもありません 。
「プンスカ社員」の写真[モデル:大川竜弥]

3. 怒りは「二次感情」
私達が生活をする中で感じる怒りはどこから来るのか考えたことはありますか?
怒りは、その奥に隠れている本当の気持ち(一次感情)の蓋として現れる二次感情と捉えられています 。怒りの奥には、本当の気持ち(一次感情)悲しみ、疲労感、期待感、失望感、挫折感、孤独感、不安感など、様々な感情が隠れていることが多いのです 。
もしかすると怒りを感じているときは、自分の身体や脳からのSOSが出ているのかも知れません。
感情が強く揺さぶられたときや怒りを感じたとき、今の自分が何に困っているのか、どんなストレスを抱えているのか振り返り、自分のペースを取り戻すコーピングをしていきましょう。

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