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インタビュー

【支援員Wさんインタビュー】「やってみたい」気持ちを大切に育むキャリアの形

「今の職場のままで大丈夫かな?」
「これからやりたいことが思いつかない」

体調を崩して休職を経験したとき、もとの職場に戻るかどうか悩んだり、転職したい気持ちはあるのに、自分が何をしたいのか分からなかったり——。
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

こんにちは!
ニューロリワーク名古屋センターを利用しているNです。

広報の仕事に興味があることをきっかけに、支援員の皆さんへインタビューをさせていただくことになりました。
実践的なインタビューを通して、傾聴力や記事構成力、タスクマネジメント力などを身につけていきたいと考えています。

今回お話を伺ったのは、当センターの支援員・Wさん。
Wさんもかつて、「やりたいことが分からない」「将来のイメージが持てない」といったモヤモヤを抱えていたといいます。

そんな中で大切にしてきたのは、目の前に湧いた「やってみたい」という気持ち。
留学、カフェ店員、事務職といった経験を経て、福祉の道へ。
その歩みをたどりながら、“小さな自分の思いを大切にして進むキャリアの形” を紐解いていきます。

語学の勉強と台湾留学

ーー普段、休日はどのように過ごしていますか?

ほぼ家にいて、特に勉強していることが多いです。
今は3つ勉強していることがあって、そのうちの1つが中国語です。

ーーなぜ中国語を勉強しているのですか?

26歳の頃に、台湾へワーキングホリデーで留学したことがきっかけです。

最初は全く喋れない状態で留学をしましたが、半年で日常生活に困らないくらいまで上達しました。
せっかく身についたこのレベルを落としたくなくて、今でも勉強を続けています。
目標は、現地の人と自然に会話できるレベルになることですね。

ーー留学をしてから変化したことはありますか?

留学をするまでの自分には、これといって誇れるものがありませんでした。
中国語を話せるようになったことで、「自分の軸」ができたような感覚がありました。

1人で留学して、中国語を話せるようになった経験は、自分の中で大きな自信になりました。
収集から手続きまで、すべて自分で行って留学したことは、今も胸を張って話せる出来事です。

ーーなぜ外国語の中で中国語を選んだのですか?

最初は英語を一生懸命勉強していました。
小さい頃から、将来なりたいものは特にありませんでした。
ただ唯一、「バイリンガルになりたい」という気持ちだけはずっとあって。

テレビで見ていた海外の暮らしに憧れていたんです。
でも高校生になってから全然上達しなくなり、諦めてしまいました。

その後、21歳の頃に台湾の女の子と仲良くなる機会がありました。
「中国語を教えてよ」と言ってみたら、意外とすんなり聞き取れたんです。
中国語は漢字を見れば、意味をなんとなく想像できるところもあって、「これだ!」と思いました。

そこで、忘れかけていた「バイリンガルになりたい」という気持ちを思い出し、「いつか台湾に行こう」と決めたのが始まりです。

ーー26歳のときに台湾留学を決めた理由はありますか?

本当の目的は、それまでの自分をリセットしたかったからです。
誰の目も届かない場所に行きたいと思っていました。

ーーなぜそう思われたのですか?

周りから将来のことを聞かれる機会が増えました。
ですが、当時はやりたいことも夢中になれるものもありませんでした。
働いてはいたものの、どこかフラフラしているような感覚もあって。
さまざまなことに価値を見出せず、モヤモヤを抱えていたんです。
そんな中で、今いる場所から少し離れて生活してみたいと思い、海外留学をすることにしました。

留学後の生活

ーー留学後はどんな生活をしていましたか?

帰国後は5年ぐらい、留学前に働いていたカフェで仕事をしました。

あるとき目の感染症になり、3週間休むことになりました。
そのとき、20代の頃に書いた「40歳のときにどうなっていたいか」というノートを読み返し、将来のことを考えて32歳のときにキャリアチェンジを決めました。
「40歳の自分のために、今決断しよう」と思ったんです。

ーーその後はどんなお仕事を?

当時はパソコンスキルがほとんどありませんでした。
そのため、ハローワークの職業訓練に3か月通って、PCスキルを身につけました。
そして、事務職として就職し、その会社で3年ほど働きました。

その後、福祉の仕事に進みました。

福祉業界へキャリアチェンジをしてみて

ーーなぜ福祉の道に進んだのですか?

小学校の頃から、障害のある方が身近にいる環境で育ったことが大きいと思います。
カフェで働いていたときも、障害者雇用を受け入れている店舗で一緒に働いていました。

ある時テレビで「障害のある方が働く場所」と、それを支える仕事があることを知り、興味を持ち、未経験・無資格でも働ける求人があった「就労継続支援A型事業所」で働くことにしました。
とりあえず飛び込んでみたという感じです。

ーー実際働かれてみて、どうでしたか?

最初の頃は、正直「難しいな」と思いました。

でも、利用者さんが本当に優しく、それが仕事を続ける理由でした。
社会復帰を目指して前を向いている方たちばかりなので、その姿を見ることは大きな刺激になりました。

次第に、この業界で細く長く続けていけたらいいなと思うようになりました。

ーー就労継続支援A型事業所を退職された理由は?

A型事業所は、障害や難病のある方が雇用契約を結んだ上で働くことができる福祉サービスです。雇用契約を結んでいる以上、利用者さんには仕事をしてもらう必要があります。
しかし実際には、生活リズムや体調が整っていない方も多くいました。

体調が悪いと分かっていても、職員としては納期の話をしなければならない。
その状況に大きな葛藤がありました。
次第に、「働く前の段階の支援が必要なのではないか」と感じるようになりました。

また、当時働いていた事業所には、研修やOJTの制度がなく、日々手探りの状態でした。
自分のやり方が正しいのか分からない状態で、支援の仕方に悩んでいたのも理由の一つです。

ーーインクルード株式会社に入社した理由は?

「ブレインフィットネス」という生活習慣の構築・改善を行うプログラムの紹介記事を見て、「これだ」と思いました。働く前の段階の支援ができると感じたからです。
また、支援員の研修制度もしっかりしていて、安心感がありました。

ニューロリワーク名古屋センターで働かれてみて

ーー利用者さんと関わる中で、意識していることはありますか?

身構えないように、そのまま自然体で接するようにしています。
それぞれ置かれている状況は違い、「これが正解」という支援はないため、利用者さんの力を信じて、見守ることを大切にしています。

ーーニューロリワーク名古屋センターで、おすすめのプログラムはありますか?

やはり、生活習慣を見直すことができる「ブレインフィットネスプログラム」です。
このプログラムを受けて、目に見えて変わっていく方を何人も見てきました。

・寝られるようになった
・運動習慣がついた
・食事を意識するようになった

など、生活が改善されていく方が多いです。

ぜひ受けてみてほしいプログラムです。

Wさんが皆さんに伝えたいこと

ーーWさんのモットーは?

心も身体も身軽でいることです。

大きな夢や目標がなかった代わりに、目の前に湧いた「やってみたい」という気持ちや欲は大切にしてきました。やりたいと思ったことは、時間をかけてでも実現してきた人生だと思います。

今は、20代の時に立てた「理想の40歳」という目標を達成するために、30代を悔いなく有意義に堪能したいと思っています。

ーー通所を検討している方へメッセージをお願いします。

通おうと思ったその気持ちは、ぜひ否定しないでほしいです。
もしかしたら、「何かを変えたい」という気持ちが生まれているのではないでしょうか?
どんな方法でもいいので、その小さな芽を大切に育てていってほしいと思います。

自分の中に生まれた思いを大切に。
自分の気持ちに忠実に進んでいってほしいです。

最後に

今回のインタビューを通して印象的だったのは、「やりたいことが分からない状態」からでも、一歩ずつ前に進んでいけるということでした。

大きな目標がなくても、目の前に湧いた「やってみたい」という気持ちを大切にすること。
その積み重ねが、自分の軸や自信につながっていくのだと感じました。

この記事が、次への一歩を踏み出すヒントになれば嬉しいです。

ニューロリワーク 名古屋センター
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