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【支援員Mさんインタビュー後編】ニューロリワーク 名古屋センターの現場のリアル

前編では、ニューロリワーク名古屋センターに通う利用者Nが、支援員Mさんへ、休職を経験してから現在に至るまでの歩みを伺いました。

▼前編記事はこちら
https://neurorework.jp/center/nagoya/blog/center_blog-40440/

休職という時間を経て、「戻る」のではなく「進む」という選択をしたMさん。
現在は支援員として、多くの利用者さんと向き合っています。

では、支援員として日々どのようなことを大切にしているのでしょうか。
名古屋センター立ち上げの裏側や、プログラムづくりへの思い、そして利用者さんと関わるうえで大切にしている考え方について伺いました。

自立訓練(生活訓練)施設へ通うか悩んでいるものの、なかなか一歩を踏み出せない方もいらっしゃるかもしれません。
この記事を通して、ニューロリワーク名古屋センターの雰囲気や、支援員の想いを少しでも感じていただけたら嬉しいです。

名古屋センター立ち上げの裏側

──ニューロリワークで働くことを決めた理由を教えてください。

名古屋センターの立ち上げに関われることが大きかったですね。
いずれは起業に挑戦してみたいという思いもあり、「何かを立ち上げる経験」は重要だと感じていました。

──実際に立ち上げに関わってみてどうでしたか?

学びがとても多かったですね。
うまくいかないこともありましたが、「次に立ち上げに関わるなら、どうすればうまくいくか」と考えながら取り組めたので、そこは楽しかったですね。

──立ち上げにあたって、何が大変でしたか?

地域との連携です。

私たちの支援は、利用者さんと支援者の関係だけで成り立つものではありません。
行政・医療機関・相談支援・その他の福祉施設等、地域のさまざまな機関と連携しながら進めていきます。

ニューロリワークは全国に拠点がありますが、名古屋では初めての施設でした。
そのため、地域ではまだ知られていない状態からのスタートでした。

さまざまな方と関係を築き、信頼していただくこと。
そこが難しさでもあり、やりがいでもあると感じています。

──どのように地域の方々と信頼関係を築いていきましたか?

まずはパンフレットを持ってご挨拶に伺い、施設の特徴や支援内容をご紹介します。
同時に、「どんな課題がありますか?」「どんな施設と連携したいですか?」といったお話を伺いながら、相手のことも理解していきます。

利用者さんに幅広い支援を提供するためには、困ったときに相談できる相手を作っておくことが重要です。

例えば「就職したいけど就職先が見つからない」という方の場合、ハローワークとの連携が必要になることも多いです。
だからこそ、事前にご挨拶をして「困った時は連携させてください」と相談しておくことが大切だと思っています。

医療機関も同じです。
医療機関で支援が必要な方がいれば私たちにつないでいただき、私たちも必要に応じて医療機関につなぐ。

そうやってお互いに頼れる関係をつくり、地域で連携していくことが大切だと思っています。

プログラムづくりで大切にしていること

──プログラムを実施する中で、難しいと感じていることはありますか?

どこまで「実践できる場」を提供できるかですね。

例えば「ブレインフィットネス」という生活習慣の構築・改善を行うプログラムがありますが、今は座学が中心です。
理論を学ぶ機会はありますが、それを実際にやってみる場がまだ少ないと思っているんです。

自分ごととして捉えて実践してみる。
そうした体験型のプログラムをもっと増やしていきたいと思っています。

──私はMさんが企画された「ミッションウォーキング」に参加したことがあります。
主体的に動かないとミッションを達成できないので、コミュニケーションを自分から取ってみようと思える体験になりました。

座学だけだと、一歩踏み出せない方もいらっしゃいます。
そこをどう実践につなげていくかが、支援の難しさでもあり面白さでもあると思いますね。

──プログラムのスケジュールはどのように決定していますか?
毎月「プログラムミーティング」を行っていて、利用者さんの課題に合わせたプログラムを提供しています。

例えば、就職や転職を目指している方が多いセンターでは、転職活動向けのプログラムが増えることもあります。

利用者さんの意思を尊重する支援

──支援員同士で協力して取り組むことも多いですか?

多いですね。基本的には利用者さんがお帰りになった後、日々の振り返りと課題の共有をしています。
課題が出たら「センターとしてどうするか」を話し合い、より良い施設にするために意見を出し合っています。

一人で情報を抱え込むと、適切な支援が難しくなることがあります。
だからこそ、支援員同士で情報を共有しながら、支援しています。

例えば、担当支援員がお休みでも、誰かが支援を継続できる体制が必要です。
また、1対1で関わり続けると先入観が生まれてしまうこともあります。

複数の視点を合わせて、多角的に支援することが大切だと思っています。

──支援員は年齢もキャリアもさまざまだと思いますが、合意形成が難しいこともありますか?

よくありますね。
最終的には「利用者さんに聞く」ことが大事なポイントだと思っています。

支援員の中で話し合った内容は伝えた上で、「〇〇さんならどうしたいですか?」と尋ねる。
最後は利用者さん自身に決めていただくことなので、委ねることも大事だと思います。

──いろんな選択肢や意見を聞けるのは、利用者さんとしても良い環境だなと感じています。

時には混乱させてしまうこともあるかもしれませんが、負担にならないよう意識して関わっています。

ただ、人生にはさまざまな情報が溢れていますよね。
その中から情報を取捨選択する、ということも大事なのではないかと思っています。

──利用者さんと関わる上で意識していることはありますか?

個別化」ですね。
一人ひとり違うので、それぞれの選択が尊重されるべきだと思っています。

例えば、障害名や年齢などで「こういう傾向があるからできませんね」といった決めつけを、私は絶対しないように意識しています。

症状も特性も環境も人それぞれです。
バイアスをかけず、その人自身と向き合うことを大切にしています。

Mさんおすすめのプログラム

──おすすめしたいプログラムはありますか?

運動プログラムですね。
名古屋センターには専門のインストラクターがいて、ヨガやピラティスを行っています。
ミッションウォーキングなど、外に出て運動する時もあります。

──なぜ運動プログラムがおすすめですか?

一般的に「食事・睡眠・運動」は心のバランスを整える上で大事と言われています。

ただ、食生活は変えてもすぐに変化を実感しづらいですし、睡眠も日中の活動が少ないと整えにくいです。
だからこそ、まずは運動をしてみることで、睡眠や食事にも良い影響が出るのではないかと思っています。

自分自身もそうでしたし、利用者さんを見ていても、運動をきっかけに体調が良くなる方は一定数いると感じています。

働く上でも、生活リズムという土台が整っていないと、次のステップに進みづらい。
だからこそ土台作りとして、ぜひ運動プログラムにもチャレンジしてみてほしいなと思います。

さらに、生活習慣の構築・改善を行う「ブレインフィットネス」と組み合わせることで、より生活リズムを整えやすくなると思います。

ニューロリワークの好きなところ

──ニューロリワーク名古屋センターの好きなところを教えてください。

支援員同士で、この施設の理想像を話し合ったことがあります。
「利用者さんも支援員も、来たら元気になれるような“パワースポット”になりたい」
それが支援員みんなの思いでした。
実際に体現できているかは分かりませんが、全員がそういう場所でありたいと願っているところが、好きなところですね。

利用者さんは「より成長したい」という気持ちを持っている方が多いです。
ネガティブな意見を否定しているわけではないのですが、グループワークでも前向きな意見が出やすいです。
そういう雰囲気はとても良いなと思います。

──その空間を作るために、Mさんが意識していることはありますか?

自分が健康でいる姿を見せることだと思っています。
運動・食事・睡眠にはかなり気を遣っています。

私は休職を経験しているので、そういう経験があっても、今は元気に働き、家庭も大切にできている。
その姿を崩さないことが、誰かにとって良い影響になるのではないかと思っています。

休職は「プラスの経験でしかない」と思えるように。
おこがましいですが、誰かのロールモデルになれていたら嬉しいですね。

通所を検討されている方へ

──通所を検討されている方へメッセージをお願いします。

お仕事を休んでいる方も、仕事を探している方も、今後どうしようか悩んでいる方も。
どんな方でも身構えずに来ていただいて大丈夫な施設です。

少しでも「自分を変えたい」「今の状況を変えたい」と思っている方にとって、何か良いきっかけを提供できるかもしれません。

最初から強い意志がなくても大丈夫です。
通っていく中で「変わりたい」と思えるようになる方もいます。

まずは見学や体験に訪れてみて、合う・合わないを判断していただければと思います。

さいごに

インタビューを通して印象的だったのは、「決めつけずに寄り添う」という姿勢でした。

人はそれぞれ違うからこそ、その人に合った選択を一緒に考えていく。
ニューロリワーク名古屋センターは、そんな思いを持った支援員が集まる場所なのだと感じました。

もし今、「このままでいいのだろうか」と悩んでいる方がいたら。
あるいは、自立訓練(生活訓練)施設に通うことを迷っている方がいたら。

まずは一度、見学や体験という形で足を運んでみてはいかがでしょうか。
ニューロリワーク名古屋センターが、次の一歩を考えるきっかけになるかもしれません。

ニューロリワーク 名古屋センター
のご紹介

住所
〒450-0003
愛知県名古屋市中村区名駅南4-12-17 イマス名古屋ビル6階B
アクセス
JR東海道本線、JR中央本線、JR関西本線、名古屋市営地下鉄東山線、名古屋市営地下鉄桜通線、あおなみ線 名古屋駅 近鉄線出口 徒歩8分
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