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セルフケア プログラム

スマホの使い方、見直しチャンス✨

そのスマホのお悩み、もしかしたら脳の仕組みのせいかも?

大塚センターでは、今週「スマホのお悩み解明プログラム」というプログラムを実施しました。

利用者の皆さんからも、「寝る前のスマホがやめられない」「SNSをつい見てしまって、気付いたら時間が経っている」など、日々スマホに関する相談をうけることがたくさんあります。

そんな習慣を変えたいと思うのに、なかなか変えられない。私たちはなぜここまでスマホに惹かれてしまうのでしょうか?

その答えは、私たちの脳の仕組みに隠されていました。

■脳機能とスマホ

スマホには私たちを惹きつける「ドーパミン」という物質を刺激する仕組みがあふれています。ドーパミンは、楽しいことや新しい刺激によって分泌され、私たちにやる気を与えます。スマホは、このドーパミンを効果的に、かつ手軽に分泌させるように設計されています。

たとえば、「何かいい情報があるかもしれない」という不確実な期待は、ドーパミンを強く刺激し、スマホを頻繁にチェックする行動につながります。また、脳は一点集中よりも「あっちこっち」に注意を分散させる方が得意なため、多機能なスマホはまさに脳の「快楽源」となってしまうのです。運動や勉強に比べて、ほんのわずかな操作で大量のドーパミンが得られるスマホは、私たちの脳にとって非常に魅力的な存在です。

■スマホがもたらす影響

この過度なドーパミン刺激は、日常生活に様々な影響を及ぼします。集中力の低下、記憶力の低下(グーグル効果)、対人関係の満足度低下、そして睡眠の質の低下などが挙げられます。SNSがやめられないのも、脳が「コミュニティの生存戦略」として認識する「人間=快楽」や「悪い噂=快楽」といった要素を巧妙に刺激しているからです。

では、スマホと上手に付き合うにはどうすればよいのでしょうか?

■上手に付き合うために

①運動:体を動かすことは、集中力や判断力、創造力の向上、ストレス発散など、脳機能に多大な良い影響を与えます。運動は脳にとって最高の報酬であり、失われた脳機能を回復させる効果も期待できます。

②スクリーンタイムやアプリの使用時間を把握し、自分の状況を知る

③プッシュ通知をオフにして、自分のタイミングで情報にアクセスできるようにする

④腕時計や目覚まし時計を活用し、スマホを見る口実を減らす

⑤見たくない時間は画面をモノクロにするなど、スマホの魅力を意識的に減らす

⑥寝るときは電源を切る、集中が必要な時はスマホを見えない場所にしまう、誰かといる時はスマホを触らないなど、具体的なルールを設定する

 

プログラムを受講した利用者さんは、早速自分なりのスマホルーティンを考案されていました。

便利な世の中だからこそ、より質のいいデジタルライフにつなげていきたいですね。

 

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