ポジティブ心理学
新宿御苑センターでは、定期的に「ポジティブ心理学」プログラムを開催しています。
心理学の中でも比較的新しい分野で、1990年代後半に心理学者マーティン・セリグマンが提唱しました。
ポジティブ心理学は、個人や集団がどのようにして最適な状態で生き、繁栄するかに焦点を当てています。従来の心理学が主に病気や問題行動の治療や軽減を目的としていたのに対し、ポジティブ心理学は、人々の強みや美徳、幸福感を高める方法に着目します。
ポジティブ心理学の主要な理論の一つに「PERMA理論」があります。
セリグマンは、ウェルビーイングの構成要素として、以下の5つを考えました。
ポジティブ感情(Positive Emotion)
エンゲージメント(Engagement)
人間関係(Relationship)
意味(Meaning)
達成(Accomplishment)
エンゲージメント(Engagement)
人間関係(Relationship)
意味(Meaning)
達成(Accomplishment)
これらの頭文字を取って、「PERMA理論」と呼ばれています。
プログラムでは、各回でこれらのテーマを順番に取り上げ、ワークシートへの書き出しやグループワークを通して、理解を深めていきます。
たとえば、先日行った「意味」をテーマとした回。
「どのような人間関係を築き、どのように他人と接したいですか?」
この質問に、皆さんなら何と答えるでしょうか?
何となくのイメージはあっても、いざ具体的に紙に書き出すとなると、思ったよりも難しいのではないかと思います。
最初はなかなか上手に言葉にできなくても、こうした書き出しを繰り返すことで、段々上手に書き出せるようになっていきます。そして、少しずつ自分にとって大切な「意味」が見えてきます。
ポジティブ心理学に限らず、プログラムでは書き出しやグループワークというアウトプットの機会が沢山ありますので、ぜひ一度体験してみてくださいね。
ニューロリワーク新宿御苑センターでは見学や体験もお待ちしていますので、いつでもお問い合わせください。
オンライン見学も可能です。
お待ちしております!
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