ニューロリワーク センター 一覧
東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉 / 大阪 / 福岡就労支援(就労移行支援)とは、就職を希望する障害のある方が就職に必要な知識やスキルを身に付け、長く安心して働き続けられるよう支援するサービスです。
就労支援(就労移行支援)を行っているセンター
就労支援(就労移行支援)は、五反田、大塚、吉祥寺、横浜、大宮南、春日部、久喜、新松戸、梅田、博多センターで行っています。詳しくは、お近くのセンターにお問い合わせください。
就労移行支援ってなに?
※就労移行支援を行っている運営事業者により利用対象者は異なります。
※障害者手帳をお持ちでない方でも、医師の診断・定期的な通院(自立支援医療)などがあれば利用対象になりますので、まずはお近くのセンターにご相談ください。
就労移行支援では、あなたの「働きたい」という気持ちに寄り添いサポートを行います。
希望やお悩みを伺い、適性に合った仕事を一緒に考えたり、働き続けるために必要なスキル・知識の学習、健康管理など、長く安心して働き続けられるようにサポートを行っていきます。
就労移行支援の流れ
就職に向けた計画作り
Step2.就労に向けた準備
Step3.職場や職種を体験
Step4.就職活動
Step5.定着支援
就職に向けた計画作り
あなたの「働く」に向けての希望やお悩みを伺いながら、就職までの計画を一緒に立てていきます。
目的や目標は、一人ひとり異なります。まずは、「働く」に関する不安や悩みなどを相談してみましょう。
就労に向けた準備
就職後に自分らしく健康的に働けるように、就労に向けて体力の回復や生活リズムの改善、スキル・知識の学習などを行い就労に向けた準備を行っていきます。
職場や職種を体験
就労に向けた準備ができたら、実際の企業で職種や職場の体験ができます。
さまざまな職場体験を通じて、自分に合う仕事や自分らしい働き方を見つけていきましょう。
希望の職種や職場などもご相談ください。
就職活動
どのような仕事に就きたいかが決まったら、就職活動開始です。
応募書類の準備や面接など、就職活動全般のサポートが受けられます。自分らしい就職に向けて一歩ずつ進んでいきましょう。
定着支援
働いてからも定期的な面談などのサポートがあります。就労後の職場環境や生活の状況、今後の希望などを聞き、より働きやすい環境へとつなげていきます。
就労移行支援はどんなことができる場所?
体調や生活リズムの安定へ向けた取り組みができます
毎日決まった時刻に決まった場所へ通うことによって、生活リズムの安定を図ることができます。
スタッフが日々体調を確認しながら、気になることを伺っていきます。ストレスなどの困りごとがあったときには、ストレスケアの方法などを一緒に考えます。
また、生活習慣を整えるためのプログラムや一人ひとりにあった対処法などもアドバイスします。
就労に必要な知識、スキルの向上や習得ができます
就労に必要な知識、スキルの向上や習得を行い、働き続ける力を身に付けることができます。
「報告・連絡・相談」などの職業スキルはもちろん、体調管理やコミュニケーションのとり方など、働き続けるために必要な知識も訓練を通し学ぶことができます。
自分に合った仕事や職場を探すことができます
就労移行支援では、自己理解のプログラムなどを通して、自分の得意、不得意を知ったり、模擬就労や職場実習などを行ったりして、自分に合う仕事や職場を探すことができます。
スタッフや利用されている方との関わりも自己理解や自分に合う仕事や職場を考えるきっかけとなります。
就職活動のサポートが受けられます
あなたが希望する就職に向かって、就職活動をサポートします。たとえば、履歴書や職務経歴書などの応募書類の作成や添削、アドバイスや模擬面接の練習や状況に応じて面接の同行、推薦状の作成などを行っていきます。
制度上、就労移行支援事業所が直接、職業紹介を行うことはありません。
就職後も安定して働き続けるための定着支援を受けられます
就職後6ヶ月間は就労移行支援のサービスとして、職場定着支援が受けられます。長期的な就労を継続できるように、就職・復職後の職場環境や生活の状況、今後の希望などを定期的な面談を通して伺うことで、より働きやすい環境になるようにサポートしていきます。
6ヶ月以降は、就労定着支援事業のサービスを利用することで、最大3年間の定着支援サービスが受けられます。
※就労移行支援を行っている運営事業者により提供しているプログラムは異なります。
就労移行支援の利用料金
就労移行支援の利用料金は、9割が国と自治体が負担、残りの1割が自己負担です。自己負担月額は、前年の所得に応じて異なります。
前年の所得によって自己負担なく利用されている方もいらっしゃいます。
ご本人・ご家族(配偶者)の前年の所得(世帯収入)に応じて、利用料金が異なります。(1割負担)
月ごとの利用者負担には、上限があります。障害福祉サービスの自己負担は、前年の所得に応じて次の4区分の負担上限月額が設定され、ひと月に利用したサービス量にかかわらず、それ以上の負担は生じません。
利用料金の詳細は、住民票がある市役所・区役所までお問い合わせください。
区 分 |
世帯の収入状況 | 負担 上限 月額 |
---|---|---|
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 | 市区町村民税非課税世帯(注1) | 0円 |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円未満)(注2) ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除きます。(注3) |
9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
(注1)3人世帯で障害者基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります。
(注2)収入が概ね600万円以下の世帯が対象になります。
(注3)入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合、「一般2」となります。
出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/service/hutan1.html)
交通費は支給されますか?
ニューロリワークでは、自宅からセンターまでの交通費助成(上限10,000円)を行っています。
障害福祉サービス受給者証が発行され、月に12日以上通所された方が対象です。行政からの交通費助成を受給されている方は対象外となります。
詳しくは、お近くのセンターまでお問い合わせください。
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東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉 / 大阪 / 福岡工賃は支給されますか?
就労移行支援では、原則として工賃の支払いはございません。
これは、就労移行支援が利用終了後の一般就労を目的としているためです。
ただし、一部の就労移行支援事業所では、訓練の一環として企業様から業務を受託して報酬を得たり、製品を販売して利益を得ることで工賃を支払う場合もございます。
就労移行支援の利用対象者や利用期間
利用対象者
就労移行支援を利用できるのは、以下のような方です。
- 身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病などのある方
- 18歳以上65歳未満の方
- 一般企業へ就職したいと考えている方
- 住民票のある市役所・区役所で、就労移行支援サービスの利用が認められた方
※就労移行支援を行っている運営事業者により利用対象者は異なります。
※障害者手帳をお持ちでない方でも、医師の診断・定期的な通院(自立支援医療)などがあれば利用対象になりますので、まずはお近くのセンターにご相談ください。
ニューロリワークでは、このような方が利用しています。
- 安定就労を目指して、生活習慣をしっかり整えたい方
- コミュニケーション能力に自信がなく、人との関わりを良好にしたいと思っている方
- 障害者手帳を取得し、障害者雇用で働きたいと思っている方
- スキルや経験はあるが仕事を辞めてからのブランクがあり、体調管理に不安がある方
利用期間
就労移行支援の利用期間は原則2年間となっています。この2年の間に、就労に必要なスキルを身に付けたり、自分にあった仕事や職場を見つけていきます。
まずはお気軽にご相談ください
ご家族のみでのご相談も可能です。
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東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉 / 大阪 / 福岡就労移行支援の利用手続き
就労移行支援を利用するための基本的な手続きをご紹介します。
ご利用方法は、お住まいの地域により異なることがありますので、利用方法は住民票がある市役所・区役所の障害福祉課に確認が必要となります。
ニューロリワークでは、自治体への確認をサポートしておりますので、ご相談ください。
- 就労移行支援事業所 見学体験利用
- 申請
- 認定調査
相談支援事業所に計画作成依頼
地域によってはセルフプランで対応可 - 「障害福祉サービス受給者証」発行
- 利用開始
【ご利用の際に必要なもの】
以下のいずれかが必要となります。
- 障害者手帳
- 自立支援医療受給者証
- 医師の診断書
必要な書類は自治体によって異なる場合があります。
ご利用にあたってセンターから自治体に確認をすることも可能ですので、お気軽にご相談ください。
まずはお気軽にご相談ください
ご家族のみでのご相談も可能です。
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東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉 / 大阪 / 福岡就労移行支援と自立訓練の違いは?
就労移行支援と自立訓練(生活訓練)は、いずれも障害のある方の社会参加をサポートする国の支援制度ですが、就労移行支援は「就労の準備を支援するサービス」、自立訓練(生活訓練)は「自立した社会生活の準備を支援するサービス」の一つであり、目的や対象等が異なります。
就労移行支援 | 自立訓練(生活訓練) | |
---|---|---|
目的 | 就職に必要な知識やスキル向上のための サポートを行う |
生活能力の維持・向上等のための サポートを行う |
対象者 | 一般就労等を希望し、知識・能力の向上、 実習、職場探し等を通じ、適性に合った 職場への就労等が見込まれる障害のある方 |
地域生活を営む上で、生活能力の維持・向上などの支援が必要な障害のある方 |
サービスの 内容等 |
一般就労等への移行に向けて事業所内や 企業における作業や実習、適正に合った職場探し、就職後の職場定着のための支援等を行う |
食事や家事等の日常生活能力を 向上するための支援や、 日常生活上の相談支援等を行う |
利用期間 | 2年以内 | 原則2年以内 (長期入所者の場合は3年以内) |
年齢制限 | 18歳~65歳未満 | 18歳~65歳未満 |
※自立訓練の利用者がそのまま一般就労するケースもあります。
※自立訓練利用期間終了後に就労移行支援を利用することもできます。
就労移行支援と就労継続支援の違いは?
就労移行支援と就労継続支援(A型・B型)はいずれも障害のある方の社会参加をサポートする国の支援制度です。それぞれ目的や対象、雇用契約、工賃(賃金)の有無などに違いがあります。
就労移行支援 | 就労継続支援A型 | 就労継続支援B型 | |
---|---|---|---|
目的 | 就職するために必要な スキルを身に付ける |
就労の機会の提供および生産活動の機会の提供 | |
対象者 | 一般企業への 就職することを希望する方 |
現時点で一般企業への就職が不安、あるいは困難な方 | |
雇用契約 | なし | あり | なし |
賃金 | 基本なし(一部事業所では 場合によりあり) |
あり | |
年齢制限 | 65歳未満 ※1 | なし | |
利用期間 | 原則2年間以内 | 定めなし |
※1 平成30年4月から、65歳以上でも要件を満たせば利用可能。