アサーティブな表現とは

ー　2024年4月1日、ニューロワークスはニューロリワークへサービス名を変更いたしました　ー

こんにちは。ニューロワークス博多センターです。

今日はプログラムで「アサーション」について考えました。

みなさんは普段、人と接するときどのようなコミュニケーションをとるように心がけていますか？
職場の人に、家族に、友人に、自分の言いたいことを伝えられているでしょうか。

日本人は自己主張が苦手と言われています。控えめな態度や奥ゆかしさは日本人の美徳とされていますが、相手に合わせるばかりでは仕事や日常生活はスムーズに進みませんよね。
かといってストレートに言いすぎると角が立つし・・・。

自分の言いたいことが言えて、相手を不快な気持ちにさせず、建設的なコミュニケーションが取れたら、気持ちよく過ごせそうですよね！
そんな理想的なコミュニケーション技法が「アサーション」なのです。

英語の「assertion」が語源で、直訳すると「自己主張」や「断言」という意味になります。なんだか押しの強い印象を持ちますよね・・・。
でも！実際の使い方はそうではありません。
相手に自分の意見を押し付けるのではなく、自分を犠牲にするのでもない。
相手のことも自分のことも大切にするコミュニケーションの技法、心の態度なのです。

プログラムでは、まず自分の表現方法をチェックいただき、アサーション技法の説明→ロールプレイを行いました。

【アサーションの技法】
① I(アイ)メッセージ
「私」を主語にして伝えるメッセージ。主語を「あなた」から「わたし」にすることで相手を責めるような表現ではなく、柔らかい表現で伝えることができる。

② DESC法
問題解決したいときに役立つ技法。自分の言いたいことを4つに分割して話すことで、客観的に自分の要求を受け入れてもらえるメリットがある。

利用者さんからは「アサーティブな表現にするのは難しい」という感想が多数聞かれましたが、みなさん真剣に考えられていて、活発なロールプレイが展開されていたのが印象的でした。
博多センターでは、他にも生活や職場で役立つ情報をお伝えするプログラムを実施しております。

オンラインでの見学も受け付けておりますので、興味を持たれた方はぜひ一度ご連絡ください。スタッフ一同お待ちしております。

〒812-0013
福岡県福岡市博多区博多駅東1-4-13 発陽第一ビル3階
Tel：092-409-0453