アンガーコントロールをしよう!
こんにちは!ニューロリワーク横浜センターです!
日々の生活の中で、「カチン!」ときたり、「ムッ」としたり…そんな風にイライラしてしまうこと、誰にでもありますよね。
「怒ることは、いけないことだ」 「我慢しなきゃ」
そう思って、怒りの感情を無理に押さえつけてしまう方も多いかもしれません。
でも、実は「怒り」は、とても自然で大切な感情の一つなんです。
今日は、その「怒り」と上手に付き合っていくためのヒント、「アンガーコントロール(アンガーマネジメントとも言います)」について、やさしくお話ししたいと思います。
アンガーコントロールって、なあに?
アンガーコントロールと聞くと、「怒りをなくすこと」「ひたすら我慢すること」とイメージするかもしれませんが、それは少し違います。
アンガーコントロールとは、「怒りの感情に気づき、それに振り回されず、適切な方法で対処する技術」のことです。
怒りは、「自分が大切にしていることが守られなかった」時や、「わかってほしい」という気持ちが伝わらなかった時などに湧き上がる、自分を守るための「アラーム」のようなものです。
そのアラーム自体を止めるのではなく、「何に反応しているのかな?」と気づき、「どう対応しようかな?」と考えることが大切なのです。
すぐできる!イライラした時の「3つのヒント」
怒りに振り回されそうになった時、試してみてほしい簡単な方法をご紹介します。
1. まずは「6秒」待ってみる
カッとなった時、怒りの感情のピーク(一番強いところ)は、長くても「6秒」と言われています。 売り言葉に買い言葉で、衝動的に何かを言ったり、行動したりするのを防ぐために、まずは6秒だけ、ぐっとこらえてみましょう。
・心の中でゆっくり「1、2、3…」と数える
・深く息を吸って、ゆっくり吐く(深呼吸)
これだけでも、冷静さを取り戻すきっかけになります。
2. その場を「そっと」離れてみる
6秒待ってもイライラが収まらない時は、一度その場所から物理的に離れるのもとても有効です。
・トイレに行く
・飲み物を取りに行く
・窓の外の景色を眺める
環境を変えることで、気持ちが切り替わりやすくなります。
3. 心の中の「べき」を「かも」に変えてみる
私たちがイライラする時、「~であるべきだ」「普通はこうするべきだ」という、自分の中の「ルール」や「期待」が裏切られた時が多いものです。
もちろん、ルールは大切ですが、時にはその「べき」が自分自身を苦しめていることも。
・「時間通りに来るべきだ」 →「何か事情があるのかもしれない」
・「この仕事はこうやるべきだ」 →「そういうやり方もあるのかもしれない」
このように、「~べき」を「~かもしれない」と少しゆるめて考えると、相手を許せたり、自分の気持ちが楽になったりすることがあります。
お仕事とアンガーコントロール
私たちがサポートしている「就労(お仕事)」の場面でも、アンガーコントロールはとても大切です。 お仕事では、色々な考えを持つ人と関わったり、予期せぬトラブルが起きたりすることもあります。
そんな時、自分の感情と上手に付き合うスキルは、周りの人との関係をスムーズにし、自分自身も安心して長く働き続けるための「お守り」になってくれます。
ニューロリワーク横浜センターでは、こうしたストレスとの向き合い方や、自分の気持ちを上手に伝えるコミュニケーション方法など、様々なプログラムを通じて、皆さんの「働きたい」をサポートしています。
さいごに
怒りは、決して「悪いもの」ではありません。 自分の「大切なサイン」として受け止め、上手に付き合っていく方法を少しずつ身につけていきませんか?
まずは「カッとしたら6秒待つ」、そこから試してみてくださいね。
お読みいただき、ありがとうございました!
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オンライン見学も可能です。
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