ポジティブ心理学が教えるストレングスの力
こんにちは!ニューロリワーク横浜センターです。
今日は、ポジティブ心理学で大切にされているキーワード「ストレングス(強み)」について紹介します。
突然ですが、あなたは自分の「強み」と聞いて、すぐに思い浮かびますか?
意外と多くの人が、「自分の弱点」には詳しいけれど、「強み」となるとピンと来ないようです。
でも実は、自分の強みに気づき、それを活かして生きることこそが、充実した人生へのカギだとポジティブ心理学は教えてくれています。
ポジティブ心理学における「ストレングス」とは?
ポジティブ心理学では、「ストレングス」とは単なる“得意なこと”ではなく、その人が自然と使えて、使うとエネルギーが湧き、充実感を感じられる資質のことを指します。
たとえば――
・人を励ますのが得意(勇気)
・物事を深く考えるのが好き(知恵)
・新しいことにワクワクする(好奇心)
・困っている人を見ると助けたくなる(親切心)
こういった「性格の強み(Character Strengths)」は、トレーニングで磨くこともでき、誰もが持っているものです。
「24の性格の強み」とは?
ポジティブ心理学の代表的な研究者、クリストファー・ピーターソンとマーティン・セリグマンは、人類の多様な文化や歴史から共通する“徳”や“強み”を研究し、24の性格の強みとして体系化しました。
以下がその一覧です:
【知恵と知識】
-
創造性
-
好奇心
-
判断力(批判的思考)
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学ぶ意欲
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視野の広さ(知恵)
【勇気】
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勇敢さ
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粘り強さ
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誠実さ(正直さ)
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活力(情熱・エネルギー)
【人間関係】
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愛情
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親切心
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社会的知性
【正義】
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公平さ
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リーダーシップ
-
チームワーク
【節制】
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寛容さ
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慎み深さ
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自制心
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思慮深さ
【超越性】
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感謝
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希望
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ユーモア
-
スピリチュアリティ(目的意識)
-
美・優秀さへの感受性
ストレングスを使うと何がいいの?
研究によると、自分の強みを意識的に使う人は、次のような効果が得られることがわかっています:
・ポジティブな感情が増える
・自尊心が高まる
・モチベーションが続きやすくなる
・人間関係が良好になる
・ストレスへの耐性が上がる
・仕事や学びに意味を感じやすくなる
強みを「知っている」だけでなく、「日常で活かす」ことが大切です。
日常での活かし方のヒント
・「親切心」が強み → 毎日誰かに小さな親切をする
・「好奇心」が強み → 新しい場所や知識に触れてみる
・「感謝」が強み → 感謝日記をつける
小さな行動でも、強みを意識することで「自分らしい幸せ」に一歩近づくことができます。
まとめ:自分の強みで人生を豊かに
ストレングス(強み)は、あなたの個性であり、内なる資源です。
自分の強みを知り、それを日々の暮らしや仕事、対人関係の中で活かすことで、より充実した人生を歩むことができます。
もし今、「何かを変えたい」「もっと自分らしく生きたい」と思っているなら、まずは自分の強みを知ることから始めてみませんか?
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