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セルフケア プログラム

雨の日の過ごし方

こんにちは!

復職(リワーク)・就職支援を行っているニューロリワーク横浜関内センターです!

5月に入り、半袖姿も見られるようになってきましたね。

そんな爽やかな毎日ですが、今日は少し先の「梅雨」時にも対処できるような「雨の日の過ごし方」についてお話させていただきます。

先日、横浜関内センターにて、「雨の日の過ごし方」と言うプログラムを開催しました。

雨の日にはいろいろな不調を感じる、心の変化を感じるという方は多いのではないでしょうか。

雨の日によくある不調は、、?

頭痛、身体のだるさ、手足の冷え、耳鳴り、胃腸の不調、ゆううつ、むくみ、古傷が痛む、、、などがある方は多いのではないでしょうか。

それでは、なぜ不調になるのでしょうか?

原因①「低気圧」

気圧が低いことによって、血管やリンパ管の膨張を引き起こし、からだをちょっとした高山病のような状態にしてしまうのです。
体は日々「空気の圧力=気圧」を受けています。
低気圧の時はからだにかかる圧力がいつもより減るために、血管やリンパ管が膨張し、正常に働かなくなってしまうのです。

原因②「副交感神経が優位(リラックスモード)になる」

活動したいときの妨げになり、「雨の日のだるさ」を感じやすくなります。低気圧を感じると、脳が副交感神経が優位になるように働きかけます。
「活動のために交感神経を優位にしようとする働き」と「気圧によって副交感神経を優位にしようとする働き」という別方向の働きが、からだを混乱させ、不調につながってしまうのです。

原因③「外の暗さ」

太陽の光を浴びないと、自律神経失調症のような状態になりやすいのです。
雨の日の光量は、晴れた日の約25%ほどしかありません。
朝から雨が降っていて光が足りないと、交感神経優位に切り替わりづらく、活動モードのスイッチが十分に入りません。
「副交感神経優位」のときに無理に活動しようとすれば、いつもより疲れやすくなるでしょう。

 

それでは、どんな対策をすれば雨の日の不調が軽くなるのでしょうか?

雨の日だからと諦めてしまわず、活動を始める前に交感神経をしっかり刺激して、からだを活動モードに切り替えておくのが大切なのです。

おすすめ①
「寝転がったまま、手足ぶるぶる体操」

寝転がった状態でできるので、朝、布団から出る前にできます。
起きてすぐに体を動かすことで、活動モードのスイッチを入れることができます。
血流の改善にもなり、だるさだけでなく、冷え性やむくみにも効果的です。
実施方法
①あおむけになり、手足を天井に上げる。
②そのまま、手足をぶるぶるさせる。

おすすめ②
「熱いシャワーをさっと浴びる」

「熱いお湯」で「短時間」シャワーを浴びると、交感神経を優位にしてくれます。
目安は42度で約3分浴びること。

おすすめ③
「食後には緑茶を飲む」

緑茶に含まれる「アオバアルデビド」という成分が、からだに良い影響を与えてくれます。アオバアルデビドは、緑色の葉っぱをちぎった際に広がる爽やかな香りがする成分の一つです。
疲労軽減・自律神経調整の効果があります。

おすすめ④「こめかみ・首筋を冷やす」

頭痛の原因のひとつは血管が膨張していること。
血管に近いこめかみや首筋を物理的に冷やして血管を収縮させるとよいでしょう。

おすすめ⑤「耳栓やアイマスクで疲労を緩和する」

目や耳から入る情報を制限することで、脳の疲労を軽減し、自律神経を休める事につながります。

おすすめ⑥「鶏むね肉を食べる」

疲労を除く成分「イミダペプチド」が豊富に含まれている食べ物をとることで疲労軽減になります。
ただし、たった1日の摂取ですぐに効果が表れるものではありません。効果がでるまでには、「100gを2週間連続して食べる」必要があります。

イミダペプチドを多く含む食品
・鶏むね肉  1223mg
・豚ロース  928mg
・豚もも肉  833mg
・カツオ   811mg
・鶏もも肉  467mg
(すべて100g中に含まれる量)

雨の日の楽しみ方
「楽しもう」という発想でマイナスもプラスに変えられる!

日本では1年の内、何日くらい雨や雪が降るかご存知でしょうか?
答えは、約120日。1年の3分の1は雨という計算に…  

日本の年間降水日数は、世界で13位だそうです。

ちなみに、世界一降水日数の多い都市は、オーストラリアのマッコーリー島。年間307日、84%が雨だそう。少ない都市は、スーダンのワディハルファで、なんと年間0日とのこと。                          日本も世界の中ではかなり雨の降る日が多い国ですね。

雨が降る度に不調やゆううつに一日を左右されていてはもったいない!雨という天気の性質を活かして、雨の日ならではの楽しみ方を考えていきましょう。

「外の景色を楽しむ」

雨の日は副交感神経が活性化し、感性が鋭くなります。
雨の日に外の景色をゆっくり眺めることで、普段頑張っている脳・こころ・体を労わる最高の贅沢な時間をすごしてみませんか。

「博物館・美術館に行く」

雨の日にはいつもより感性が鋭くなります。
感性に基づく気づきや直観力は、右脳でなされます。
そしてこの右脳の力を最大限に引き出すのが副交感神経。つまり、副交感神経が優位になる雨の日に、名画や文化財と向き合うことで、新たな気づきを得られるかもしれません。

「買い物をする」

雨の日こそ、実はショッピングに最適な日とも言えます。
雨の日は、「ドーパミン」と「アドレナリン」というホルモンの放出が抑えられます。
買い物のとき、ついつい衝動買いをしてしまうのは、ドーパミンとアドレナリンのせいかもしれません。
ドーパミンとアドレナリンの放出が抑えられる雨の日には、冷静に、客観的に判断できる「良い買い物」日和と言えるでしょう。

この他、プログラムでは利用者の皆様から、好きな音楽を聴きながら熱唱する、ヨガ、料理、断捨離、カラオケへ行く、ショパンの雨だれを聴く、室内スポーツ(バッティングセンター、バトミントン、ボーリング)をする、思い切ってびしょ濡れになって遊ぶ、、etc     たくさんの意見がでてきました。

また、お気に入りのレインコートや長靴等の雨の日用のグッズを揃えておくと雨の日が待ちどおしくなるかもしれないですね!

最後までお読み頂き有り難うございました。

ニューロリワーク横浜関内センターでは見学や体験もお待ちしていますので、いつでもお問い合わせください。
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