プログラムを通じて自分自身と深く向き合い、キャリアの方向性を定め、転職活動を進めることができた
就職支援休職と退職理由
面接の際と実際の職場の雰囲気のギャップや、仕事を通じて自分の成長を実感できる機会が少なく、社会に貢献しているという実感も湧きにくかったことから職場環境に馴染めず、次第に心身に不調をきたし、適応障害と診断され、休職することになりました。
このような状況を踏まえ、現在の職場環境が自分には合わないと判断し、休職中に転職活動を行い、退職しました。
ニューロリワークを知ったきっかけと利用を決めた理由
休職中に転職したいと思っていたので、そのような支援を行ってくれる場所を探していました。そんな中、休職している人の就職支援を行っているニューロリワークを見つけ、川越センターに見学へ行き、実習に参加しました。そこで、このセンターなら休職からの転職を叶えられると感じ、利用を決めました。
ニューロリワークで行ったことやご自身の変化
最初はとにかく転職することだけを目標としていましたが、プログラムを通じて自分自身と深く向き合う機会を得ることができたことで、キャリアの方向性を定め、転職活動を進めることができました。
スタッフの方々との温かい交流の中で、私はこの場に必要とされていると感じることができ、心から安心してプログラムに参加することができました。そのおかげで、模擬面接なども積極的に受けるようになり、念願の内定をいただくことができました。
役に立ったと感じるプログラムとサポート
役に立ったと感じるプログラムは二つあります。
一つ目は、物事への柔軟性を高める「FITプログラム ※1」です。
「FITプログラム」については、最初は日常生活で気になったことから認知行動療法について学び、回数を重ねるごとに自分の内面と深く向き合い、考え方を変えていくことができました。このプログラムのおかげで、より柔軟に物事に対応できるようになったと感じています。
二つ目は、自己理解を促す「FINDプログラム ※2」です。
このプログラムでは、自分の好きなことや得意なことと、どんな仕事が自分に合っているのかを結びつけることができました。何度も取り組むうちに、自分の価値観が明確になり、将来のキャリアを考える上での大きな指針となりました。
就職活動サポートでは、転職理由の添削や模擬面接を個別に行っていただき、転職活動に対する不安が解消され、自信を持って面接に臨めるようになりました。
当初は模擬面接に対して、どのように話せばいいのか、何をアピールすればいいのか、など、様々な不安を抱えていました。しかし、通所を重ねるごとに、スタッフさんからのアドバイスを参考に、質問したり、ロールプレイングに取り組んだりするうちに、少しずつ自信がついていき、最終的には積極的に挑戦しようという気持ちに変化していきました。
※1 FIT(フィット)プログラム(Flexibility Intervention Training):物事への柔軟性(柔軟な思考や行動)を高め、少しでも良い状態に近づくことを目的とした認知行動療法理論に基づく当社グループオリジナルのプログラムです。
※2 FIND(ファインド)プログラム:自己理解を通してキャリアの羅針盤を作っていくプログラムです。キャリアの羅針盤を作ることで今後のより良いキャリア選択を実現し、長期安定就労につなげることを目的とした当社グループオリジナルのプログラムです。
今後も実践し続けたいこと
今後の長期安定就労を目指し、生活習慣の乱れを改善するための「ブレインフィットネスプログラム ※3」で学んだことを活かして、運動を継続し、生活リズムを崩さないようにしていきたいと考えています。
※3 ブレインフィットネスプログラム:安定した就労や社会生活を送るために、生活習慣の構築・改善を行っていく当社グループオリジナルのプログラムです。
今後への想い
長期にわたり就労し、社会に貢献できるようになりたいと思います。
ニューロリワーク川越センターのスタッフに一言
運動プログラムでモルック(※軽いスポーツ)をしたり、川越の街を散歩したりしたことが思い出に残っています。
※内容はインタビュー回答時のものです。
ニューロリワークのご紹介
ニューロリワークでは、見学や施設の利用に関する相談を承っています。ご興味のある方はぜひご活用ください。
ニューロリワークの利用を通して、社会参加や復職・再就職後も心身ともに安定し、健康的な状態を維持できることを心より願っております。
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