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体調不良の原因を数値で判断し、対策が習慣化できたことで、復職後の安定就労に自信がもてた

復職支援(リワーク)
※写真は全てイメージです。
適応障害 30代 利用期間:1年

休職理由

自動車メーカーにてエンジニアをしていました。休職直前の残業時間は月20~30時間程度でした。

最初の休職のきっかけは部署異動でした。異動先の職場の雰囲気や人間関係は、良好とは言えない環境でした。そのような環境の中で、自覚がないままに精神的な疲労が蓄積していき、ある日、激しい頭痛とめまいに襲われ、起き上がることができなくなりました。

当時の医師の診断は、適応障害および抑うつ状態でした。その後、何度か休職を繰り返すこととなりました。

ニューロリワークを知ったきっかけ

パソコンで検索する男性

過去に何度か休職を経験し、その都度医療リワークに通所していました。しかし、休職の根本原因に対する深掘りが十分ではなかったためか、復職しても再発を繰り返してしまうという悩みを抱えていました。

そのような状況の中、会社の産業医から、これまで通っていたような一日のプログラムが決まっている医療リワークではなく、自分で取り組む内容をコントロールできるような、より仕事に近い環境で過ごせるリワークに通うよう勧められました。そして、インターネットで検索し、民間のリワークであるニューロリワークを知り、問い合わせをしました。

リワークを利用する上で目標にしたことやご自身の変化

リワークを利用する上で一番の目標は、度々起こる突発的な体調不良(頭痛・めまい)がどのようなきっかけや原因で現れるのかを明確に理解することでした。

この目標に対し、ニューロリワークでは「K-STEP ※1」というツールを用いて、日々の体調を数値化し、様々な生活習慣やセルフケアとの関連性を分析しました。その結果、体調不良が現れるのを防ぐための具体的な対策を考え出すことができるようになりました。

リワークでの活動、特に自己分析に重点を置いたプログラムを通じて、体調管理のための対策が習慣化できただけでなく、自身の強みに改めて気づくことができました。この変化によって、復職後も長く仕事を続けていくことに対して、以前よりも自信を持てるようになりました。

※1 K-STEP(Kawasaki Syurou TEityaku Program):精神障害のある方がセルフケアを実践しながら、安定した就労の継続を目指すことを目的に、川崎市が独自に開発した就労定着支援プログラムです。

役に立ったプログラム

個別訓練を行う男性

復職に最も役立ったと感じているのは、個別訓練です。ニューロリワークを選んだ理由として、元々個別訓練に力を入れている点に魅力を感じていました。

個別訓練では、「K-STEP」を用いた自己分析を通じて得られた体調不良への対策を、リワーク期間中に仕事と同様の負荷を自身にかけながら試すことができました。この経験を通して、対策の効果を実際に確認し、自信を持って復職に臨むことができたことが、今の安定した就労につながっていると感じています。

今後への想い

ニューロリワークでの経験を活かし、今後は周囲と比較することなく、自分のペースを大切にしながら働き続けていきたいと考えています。また、3人の子供の育児と仕事の両立を実現するため、ワークライフバランスの取れた働き方ができるようなキャリアを築いていきたいです。

ニューロリワーク横浜関内センターのスタッフに一言

毎週の振り返りでは、温かい励ましと同時に、時には厳しいながらも的確なアドバイスをいただき、大変印象に残っています。これらの言葉は、今の安定した復職につながる大きな力となりました。約1年間、本当にありがとうございました。

※内容はインタビュー回答時のものです。

ニューロリワークのご紹介

ニューロリワークでは、見学や施設の利用に関する相談を承っています。ご興味のある方はぜひご活用ください。
ニューロリワークの利用を通して、社会参加や復職・再就職後も心身ともに安定し、健康的な状態を維持できることを心より願っております。

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