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コミュニケーション力と柔軟な考え方を身に付け、自信をもって復職できた

復職支援(リワーク)
※写真は全てイメージです。
不安障害 40代 利用期間:8ヶ月

休職理由

鉄道会社で車両の点検業務を担当していました。業務の特性上、曜日に関係なく勤務があり、また日勤と夜勤があるため、生活リズムが不規則な中、整備・点検という初めて経験する業務の難しさに戸惑う日々でした。

現場では様々な種類の検査やメンテナンス、故障修繕に対応する必要があり、まだ学びきれていないことも多い中で、安全を守るという大きな責任を感じながら、常に緊張と不安の中で仕事に取り組んでいました。 努力を続けても知識や技術がなかなか追いつかず、失敗や周囲からの叱責が重なるうちに、「もう無理かもしれない」と感じるようになり、次第に職場へ向かうことがつらくなっていき休職に至りました。

ニューロリワークを知ったきっかけと利用を決めた理由

スマホを操作する男性

休職後、リワーク施設を探していたところ、自宅から通いやすい距離にあるニューロリワーク博多センターを知りました。
プログラム内容を見ていく中で、様々な知識やスキルを学ぶことで自信を取り戻し、それが心身の安定につながるのではないかと感じ、利用を決めました。

リワークを利用する上で目標にしたことやご自身の変化

リワークプログラム風景

以前は職場でのコミュニケーションや人前で話をすることに苦手意識があり、仕事の質問をするにも躊躇しがちでした。
リワークでのグループワークや休憩中の雑談を通して、人と話をすることのハードルが下がり、日常のコミュニケーションに前向きな変化がありました。
今では、業務上の様々な場面でのコミュニケーションにも自信が持てるようになりました。
また、事例検討など人前で発表する機会を積極的に持つことで、自分の考えを伝える練習を重ね、落ち着いてゆっくり話すことができるようになったと感じています。

役に立ったプログラム

物事への柔軟性を高める「FITプログラム ※1」に取り組むことで、だれかに叱責されてもそれが職場全体の評価ではないと理解できるようになりました。また、落ち込んでいるときも、周囲の状況や自分自身について客観的に捉え直すことで、ネガティブな感情にとらわれずに解決策を考えられるようになりました。

他にも、SST(ソーシャルスキルトレーニング)では、相手に「伝える」際の準備や伝え方のスキルを学び、職場でのコミュニケーションに役立っています。

※1 FIT(フィット)プログラム(Flexibility Intervention Training):物事への柔軟性(柔軟な思考や行動)を高め、少しでも良い状態に近づくことを目的とした認知行動療法理論に基づく当社グループオリジナルのプログラムです。

役に立ったサポート

復職に際しては、自分一人では気づけなかった課題やその克服への道筋を示してもらえました。また、企業との間に入って、リワークでの活動状況を伝えてもらえるなど要所要所で連絡をしてもらえたことで、企業と私の双方の不安が解消され、取り組むべきことが明確になったおかげで、復職までの準備期間を有意義に過ごすことができたと思います。

今後への想い

元の業務に復帰しますが、リワークで培ったコミュニケーションスキルや物事を柔軟に考える力を活かし、職場で前向きに取り組んでいきたいと思います。

ニューロリワーク博多センターのスタッフに一言

温かい会話やサポートのおかげで、安心してリワークに取り組むことができました。
8ヶ月間の全てが良い想い出です。本当にありがとうございました。

※内容はインタビュー回答時のものです。

ニューロリワークのご紹介

ニューロリワークでは、見学や施設の利用に関する相談を承っています。ご興味のある方はぜひご活用ください。
ニューロリワークの利用を通して、社会参加や復職・再就職後も心身ともに安定し、健康的な状態を維持できることを心より願っております。

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