運動プログラム

【プログラム紹介】秋の航空公園ウォーキング

2025/10/15

ニューロリワーク所沢センターでは、火曜日に運動プログラムを実施しています。
今週は、センターからアクセスしやすい「航空公園」でのウォーキングを行いました。

秋の航空公園ウォーキング

当日は、あいにくの曇り空。
天候を少し心配しましたが、この時期ならではの穏やかな気候に恵まれました。
心地よい気候の中、良いウォーキングになりました。

さて、所沢センターは航空公園が近いという立地を活かし、真夏以外は定期的にウォーキングを行っています。
今回のような公園内をのんびりと歩くものもあれば、課題に合わせて写真を撮影する「ミッションウォーキング」などもあります。
年始には、初詣を兼ねてのウォーキングを行うこともあります。

しかし、運動プログラムでのウォーキングに本当に効果があるのか？と疑問に思われる方もいるかもしれません。

ここで少しウォーキングについての解説を入れようと思います。

ウォーキングの効果とリワークの関係

ウォーキングをはじめとする有酸素運動には、健康上様々な効果があります。
安定した職業生活を維持するために、重要なセルフケアの一つとなります。

リズム運動としてのウォーキング

リズム運動としてのウォーキングは、脳内で「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を効果的に促します。
セロトニンは、気分を安定させたり、抑うつ感や不安を和らげたりする働きがあり、心の健康を保つ土台となります。
復職に向けて、ストレス耐性を高め、感情の波を穏やかにコントロールするために、このセロトニン神経の活性化は欠かせません。

運動の習慣は生活リズムの改善に

次に、運動の習慣は生活リズムの改善に直結します。
日中に適度に体を動かすことで、夜間の寝つきが良くなり、質の高い睡眠を確保しやすくなります。
規則正しい睡眠と覚醒のリズムは、体調の安定、集中力の回復。
そして出勤に必要な体力の土台を築く上で最も基本的な要素です。

今回のウォーキングでは・・・

今回は、通常のウォーキングに加え、途中で「インターバルウォーキング」を取り入れました。

【インターバルウォーキングとは？】

皆さんはお聞きしたことがありますか？
これは、速く歩く動作とゆっくり歩く動作を、数分間隔で交互に繰り返す運動方法です。
体への負荷を調整しやすく、基礎体力の向上や、飽きずに運動を継続する工夫として効果的です。

今回は通常のウォーキングを行った後に、広い芝生のエリアで皆さん各々に歩いていただきました。
ちょっと疲れたな、という方は近くのベンチで一休みをするなど、ご自身の体調に合わせてウォーキングを行いました。

今回のように、負荷を調整しながら継続できる工夫をすることで、無理なく運動の習慣を身につけることができます。
これは、復職後も多忙な業務の中で自己管理を継続するためのトレーニングになります。

ウォーキングまとめ

健康を保つスキル習得が、安定した生活への確かな一歩となります。
生活が安定していることは、復職や就職をする際の心強い武器になります。

とはいえ、いきなりハードな運動を始める必要はありません。
まずは「一駅分歩いてみる」「エレベーターではなく階段を使う」といった、
小さなことから運動を習慣化していくことが大切です。

当センターでは、ウォーキングをはじめとする様々な運動プログラムを行っています。
利用者様が無理なく運動を継続できるきっかけづくりをサポートしています。

夏の猛暑も去り、涼しくなってきた今こそ、小さな運動習慣を身に付けていきましょう。

今月末の「運動会」に向けてミーティングも実施！

程よく体を動かした後、休憩を挟んで、今月末に予定している所沢センターの「運動会」に向けたミーティングを行いました。

思ったよりも屋外の空気が気持ちよく、そのまま屋外で皆さんから意見を募ることにしました。
利用者様からは、「バトンを使ったリレー」や「おおなわとび」などの定番種目。
だるまさんが転んだなどの子供のころの遊びなど、楽しそうな種目のアイデアがたくさん出ました。
実際にどんな種目をやるか、具体的な内容は現在検討中です。後日のブログで改めて「運動会」についてはご紹介いたします。
どうぞお楽しみに！