【リワーク】頑張りすぎていませんか?
「頑張りすぎない」が近道?
「休職期間が長引いて、社会復帰できるか不安」
「復職しても、また人間関係で無理をしてしまいそう…」
将来的な復職や再就職を目指しているけれど、まだ本格的な就職活動を始めるにはエネルギーが足りない。
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
自立訓練(生活訓練)事業所は、就労支援事業所よりも少し手前の、「生活の土台」を固める場所です。
実は、私たちのセンターにある「緩やかな時間」や、「食事」という基本的な習慣こそが、再発を防ぎ、長く働き続けるための重要なトレーニングになっています。
今回は、リワークの視点から見た、事業所の「日常」についてお話しします。
「食事」も大切な訓練です
会社で働き続けるために、最も基礎となるのが「体力」と「生活リズム」です。
しかし、一人暮らしや休職中だと、どうしてもカップ麺やコンビニ食ばかりになりがちではありませんか?
私たちの事業所では、栄養バランスのいいお弁当を「無料」で提供しています。
実は、「決まった時間に、バランスの良い食事をとる」こと自体が、立派な訓練なのです。
「ここに来れば、温かいお昼ご飯が待っている」
それを通所のきっかけにしても構いません。
また、休職直前の食事を思い出してみてください。
「忙しいから」を免罪符に食事を抜いていませんでしたか?
残業で遅くなって、日付が変わるころに食事をとっていませんでしたか?
乱れた食生活を整えることは、脳と体のコンディションを整えること。
お財布にも体にも優しいランチタイムで、まずは復職に必要な「身体の土台」を作っていきましょう。
「休憩時間」で学ぶ“自分を守る技術”
リワークを目指す方の中には、真面目で責任感が強く、「周りに合わせすぎて疲れてしまう」という方が少なくありません。
だからこそ、私たちの事業所では「休憩時間の過ごし方」をとても大切にしています。
「今は一人で休みたい」誘いを断るのも訓練の一つ
休憩時間は、自席で本を読んだり、音楽を聴いたり、みなさん思い思いに過ごされています。
時には、他の利用者様から「一緒に話そう」と誘われることもあるかもしれません。
でも、もしあなたが「今日は一人で静かに過ごしたい」と感じていたら、どうしますか?
ここでは、「ごめんね、今は休みたいからまた今度」と断ることも、大切なコミュニケーションの訓練だと考えています。
職場に戻れば、行きたくない飲み会や、キャパシティを超えた頼み事があるかもしれません。
そんな時、相手を不快にさせずに、自分の境界線(バウンダリー)を守るスキルは、再発防止に不可欠です。
無理をして合わせる必要はありません。安全なこの場所で、「自分のペースを守る(断る)練習」をしていきましょう。
スタッフもその意思を尊重し、サポートします。
「人疲れ」をリハビリする
もちろん、人と関わることが悪いわけではありません。
職場に戻る際、大きなハードルとなる「対人関係のストレス」を減らすために、事業所の「イベント」は最適なリハビリになります。
季節の行事やレクリエーションでは、仕事のような成果や効率は求められません。
「気が向いた時だけ参加する」「疲れたら途中で抜ける」という参加の仕方もOKです。
「人がいる場所でも、自分は大丈夫だ」
「自分の限界が来る前に、ブレーキを踏めた」
こうした成功体験の積み重ねが、社会へ一歩踏み出すための自信に変わっていきます。
「自分軸」を取り戻す場所
「早く働かなければ」と焦る気持ちは痛いほど分かります。
でも、急いで元の場所に戻ろうとする前に、まずは私たちの事業所で「心のエネルギー」を充填しませんか?
栄養バランスのいいご飯を食べて体力をつけ、周りに合わせすぎず「自分の休み方」を見つける。
ここでしっかりと土台を作ることが、結果的に「再発しない安定した就労」への一番の近道になります。
「リワークのために、まずは雰囲気を知りたい」
「お弁当だけでも食べてみようかな」
そんな軽い気持ちで構いません。
あなたが安心して次のステップへ進めるよう、お手伝いいたします。
まずは気軽に見学にいらして、この場所の「心地よい緩さ」を体験してみてください。
ニューロリワーク 所沢センター
のご紹介
- 住所
- 〒359-1113
埼玉県所沢市喜多町16-7 第一武井ビル2階 - アクセス
- 西武新宿線 航空公園駅 徒歩2分
- 電話番号
- 04-2946-7255
受付時間:平日9:00~18:00
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