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利用者の声

自分を大切にする働き方へ リワークで得た価値観の変化【利用者インタビュー Vol.3】

こんにちは!
復職(リワーク)、就職支援を行っているニューロリワーク横浜関内センターです。

今回は、復職して数ヶ月が経過した利用者のCさんに、ニューロリワーク横浜関内センターへの通所を終えての感想を伺いました。

Cさんは復職後も安定して勤務を続け、リワークでの学びを活かすことができていらっしゃいます。リワークでの取り組みや、復職後の活かし方についてインタビューしていますので、ぜひご覧ください。

自分の個性にあった取り組みができる訓練が魅力

──ニューロリワーク横浜関内センターを選んだ理由を教えてください

私はいくつかの施設を見学して比較・検討しました。その中でニューロリワーク横浜関内センターを選んだのは、「自分の個性を大事にしてくれそう」と感じたからです。

ニューロリワークは講義形式のプログラムだけでなく、「個別訓練」といって個人がそれぞれの課題に取り組むことができる時間があります。
個別訓練の時間があることで、自分の個性にあった取り組みもできるところに魅力を感じました。

──個別訓練ではどのようなことに取り組みましたか?

主に読書やワークを通じて、さまざまなことを学びました。

最初は自分の特性を理解するためにASDに関する本を読み、その後はアサーション(自己表現の方法)、対話術、アドラー心理学なども学びました。

また、「WRAP(元気回復行動プラン)」という、自分の状態を把握して、調子を崩した時の対処法を事前に決めておく回復プランに関する本での学びは、復職後にも役に立っています。

WRAPでは「いい感じの自分」を見つけることをやりました。例えば、「心に余裕がある」「笑顔でいられる」といった状態を「いい感じの自分」と定義し、それを維持するためにできることや、崩れてしまったときの対処法をリストアップしていきました。

私はこれまで、しんどくなった時に自分をケアするということができていませんでした。
でも、「いい感じの自分」を言葉にしておくことで、調子を判断する基準ができ、「今はそこから離れているな、じゃあこれをやってみよう」と行動の指標がつかめるようになったのです。

リワークを通して得た、価値観の変化

──復職後に、リワークでのどのような変化が活きていますか?

仕事に対する考え方の変化が、復職後も活きています。

今までは「仕事をしなきゃいけない」「役に立たないといけない」「効率を上げないといけない」といった強迫観念に縛られ、自分を犠牲にしてなんとかしようとしていたんだと思います。

それが、今では「自分を大切にしながら会社にも貢献する」という姿勢に変わりました。
ネガティブな捉え方や「~すべき」という思考から離れ、より広い視野で物事を見られるようになったのは大きな変化です。

──考えが変わったきっかけはありますか?

プログラムで自分を見つめ直す機会があったからです。

FINDプログラム(働く意義を考えるプログラム)では自分を見つめ直して、仕事のやりがいを再考しました。また、アドラー心理学の本を読んだことが、価値観を見つめ直すきっかけになりました。

これまでは「何かしていないと自分には価値がない」「自分が評価されないと価値を認めてもらえない」と思い込んでいたのですが、そうではなく「自分の存在そのものが世界に貢献している」いう考えに変化していったのです。

人の役に立っているというのは自分が感じる事が大事で、人から承認欲求を満たしてもらって満足するのではなく自分で満たすことが大事だと学びました。

ほかにも色々な本をスタッフから紹介してもらいましたし、印象に残った本は家族にもプレゼントしました。

リワークを利用する意味は、自分を見つめ直すこと

──リワークを利用する意味はどんなところにあると思いますか?

私にとってリワークは、自分の価値観を見つめ直すきっかけでした。

リワークを利用したきっかけは、主治医に「復職の自信がない」と相談したところ、「リワークに行ってみたら」と勧められたのがきっかけです。

リワークは、「生活リズムを整える場所」という認識でしたが、通所を重ねるうちにそれ以上の学びがあることに気づきました。

通所していくなかで、自分の価値観が少しずつかわってきて、物事を許容できるキャパシティができてきたと感じています。

というのも、これまでは仕事一辺倒で生きてきて、「仕事で役に立たなければいけない」という狭い価値観にとらわれていました。

けれどリワークに通って、仕事だけではなく人生を見つめなおすことにつながり、「これでもいいか」と思えたんです。これは何かを諦めているわけではなく、ありのままの自分を受け入れて、「立ち止まってもいいんだよ」と自分を許してあげることができるようになった感覚です。

いろいろなことを受け入れて、仕事だけではない広い視野にたった価値観に置き換わったんだと思います。

復職後の今も、リワークでの気づきを忘れないよう、学んだことをノートにまとめて始業前に読み返す習慣を続けています。これからも「いい感じの自分」を保っていきたいと思います。

──インタビューへの回答、ありがとうございました。

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ニューロリワークに通う意味として、「個性に合った訓練ができること」「価値観を見直すこと」が大きいとCさんは感じてくださいました。これまでの働き方や価値観を見直していきたい、とお考えのかたは多いことと思います。

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