低気圧と頭痛にについて。
ニューロリワーク横浜関内センターです。
私は気象病で頭痛を持っているのですが、
今週末に台風が来るとの事で、頭痛にならないか心配しています。
折角なので低気圧と頭痛について調べてみました。
体のなかには気圧の変化を感じる器官があり、耳の奥の骨にある内耳がその役割を果たしていると考えられています。内耳は、聴覚と平衡感覚に関係する器官として知られていますが、そのなかには気圧のセンサーが備わっていて、例えば、天気が崩れて気圧が下がると、センサーが情報をキャッチしそれが脳に伝わります。
気圧の変化は体には負担となるため、脳にはストレスとして伝わり、自律神経が乱れる要因となります。
自律神経とは、血圧や呼吸、体温、消化、血液循環などの機能を自動的にコントロールする神経です。体を活動させたり緊張させたりする働きのある交感神経と、体をリラックスさせる副交感神経の2つがあり、お互いにバランスを取りながら体の状態を調節しています。
天気や気圧の変化によって頭痛が起きるのは、自律神経が乱れ、痛みにも関与している交感神経が活発になりすぎ痛みの神経を刺激するからです。気圧のセンサーが敏感な方の場合は、頭痛などの不調をより感じやすくなると考えられています。
天気や気圧の変化によって起きる頭痛は、低気圧のときだけでなく、前線の通過や気圧の急激な変化によっても起こります。雨や雪の日はもちろん、雨予報の前の曇りの日や台風が発生したとき、また、季節の変わり目や梅雨の時期にも注意が必要です。天気が崩れるときだけでなく、天気が回復に向かうときに症状が現れる方もいます。
天気や気圧の変化などが原因で頭痛が起きている場合は、根本的な治療法はないためセルフコントロールを心掛けることも大切です。
天気や気圧の変化による頭痛の対処法としては以下が挙げられます。
耳のマッサージをする。
血流がとどこおると痛みが発生しやすくなるため、首や肩などのマッサージをして筋肉をほぐしましょう。気圧の変化による頭痛には耳の血行を良くする耳のマッサージがおすすめです。気圧の低下による頭痛が起こりそうなときや予防のために日頃から行うとよいとされています。
- 右手で右耳の上部、左手で左耳の上部を持って、5秒かけて上に引っ張る
- 同様に耳の真ん中を持って外側に、耳の下部を持って下に引っ張る
- 耳を外側に引っ張って、耳全体を前から後ろに回す(5回)
- 耳の穴をふさぐように、耳の上部と下部を折りたたむ(5秒間)
- 両方の耳を手のひらで押さえ、前から後ろに回す(5回)
体を動かして自律神経を整える
天気や気圧の変化に影響され自律神経が乱れると、それが頭痛や天気痛の原因になります。交感神経が活発になり過ぎると痛みを感じやすくなるため、日頃から自律神経を整えることを意識して生活しましょう。
朝起きたとき、カーテンを開けて日の光を浴びると体内時計がリセットされ体のリズムを整えられます。また、体を動かすことを習慣にして、ストレスに対応しやすい体をつくりましょう。ストレッチやウォーキングなどがおすすめです。
頭痛が起きた日の天気をメモしておく
どんな天気、どんな季節のときに頭痛が起こるのかを把握するために、頭が痛くなったときの状況を詳しくメモしておきましょう。記録し続けるとある程度頭痛が起きそうな日を予想できるようになるかもしれません。頭痛が起きそうな日は外出やアルコールを控えたりリラックスして過ごすようにしたり、セルフコントロールがしやすくなります。
上記を行い頭痛に悩まされることなく過ごせるよう、
みなさん頑張りましょう!
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