冬は痩せやすいって本当?うつ・適応障害からの復職・再就職を成功させる「冬の体調管理」の秘訣
こんにちは。ニューロリワーク横浜関内センターです。
私たちは、メンタル不調などで休職中の方が、安心して復職や再就職を目指せるよう、心と体の両面からサポートを行っています。
うつ病や適応障害などで、療養されている方から、よくこんなご相談をいただきます。
「療養中に体重が増えてしまって、スーツが入らなくなった…」
「体力が落ちて、復職や再就職したあとに1日働けるか自信がない」
特に冬は、鏡を見たときや体重計に乗ったときに「あれ、少し太ったかも…?」と不安になりやすい季節ですよね。しかし、冬には「冬の寒い時期の方が、夏より痩せやすい!」という噂もあります。実際のところ、私たちの体では何が起きているのでしょうか?
今回は、様々なデータをもとに「季節と体の関係」を紐解きながら、復職や再就職に向けて心も体も健やかに保つためのヒントをお伝えします。
冬は本当に痩せやすい?「基礎代謝」とダイエットの意外な関係

結論から言うと、体の仕組み(基礎代謝)だけで見れば、「冬の方が痩せやすい」というのは事実です。意外に思われるかもしれませんが、私たちの体は寒さに負けないよう、冬にこそエネルギーを激しく燃やしているのです。
冬の寒さが「燃焼スイッチ」をONにする理由
なぜ寒い冬に代謝が上がるのでしょうか。そこには、人間が生きるために備わっている素晴らしい機能が関係しています。
体温を保つ仕組み「ホメオスタシス」とは?
私たちの体には、外の気温が変わっても体温を一定(約36度前後)に保とうとする働きがあります。これを「ホメオスタシス(生体恒常性)」と呼びます。 冬の寒い時期、体は冷えないように内側から熱を作り出そうと一生懸命働きます。このとき、多くのエネルギーが使われるため、「基礎代謝(じっとしていても消費されるエネルギー)」が上がるのです。実際、ある研究では、外気温が10度下がると基礎代謝が約5〜10%上昇するという報告もあります。
脂肪を燃やす味方「褐色脂肪細胞」の働き
また、冬には「褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)」という細胞の働きが活発になることもわかっています。 この細胞は、いわば「体内のヒーター」のような役割を持っており、脂肪を燃やして熱を作り出します。寒い環境に身を置くことでこのヒーターが作動し、効率よくエネルギーを消費してくれるのです。つまり、冬は「燃焼モード」のスイッチが入りやすい、絶好の季節と言えます。
参考:科学研究費助成事業データベース|季節変化および食生活・生活習慣に起因するエネルギー代謝変動の定量化
参考:東京大学先端科学技術研究センター・東北大学|脂肪燃焼体質を作るには、寒さの感知とエピゲノムの変化が重要
なぜ「冬は太りやすい」と感じるのか?復職・就職活動を妨げる2つの落とし穴
「代謝が上がるなら、何もしなくても痩せるはず」と思いますよね。しかし、現実はそう甘くありません。特に療養中の方は、以下の2つの落とし穴にはまりやすい傾向があります。
1. 寒さとメンタルによる「活動量の低下」
冬の方が基礎代謝が高いにもかかわらず太りやすい最大の原因は、「動かなくなること」です。
うつや適応障害の症状があるときは、体が重く感じられたり、外出が億劫になったりしがちです。それに冬の寒さが加わると、さらに活動量が減ってしまいます。
基礎代謝が少し上がっていても、それを上回るくらい「動かない時間」が増えてしまえば、結果として消費エネルギーは減り、体重増加につながります。
参考:科学研究費助成事業データベース|基礎代謝量の季節変動消失に影響を及ぼす要因について
2. 暖房設備による「代謝アップ」の妨げ
現代は暖房が整っているため、室内は常に快適です。それは良いことなのですが、体が「寒い!熱を作らなきゃ!」と頑張る機会が減っているとも言えます。その結果、本来期待できるはずの基礎代謝アップの恩恵を受けにくくなっているのです。
実は夏の方が太りやすい?「夏太り」の正体と自律神経

一方で、夏なら痩せるのかというと、そうとも限りません。近年では、中高年を中心に「夏太り」が増えているというデータもあります。
- 基礎代謝の低下
夏は外気温が高いため、体温維持のために熱を作る必要がなく、基礎代謝は冬より低くなります。 - 栄養バランスの乱れ
暑いからと、そうめんなどの糖質中心の食事や冷たい飲み物ばかり摂ると、代謝が下がります。 - 自律神経の乱れ
冷房の効いた室内と屋外の激しい温度差は、自律神経のバランスを崩します。これが食欲コントロールを難しくさせることがあります。
結局のところ、「夏だから痩せる」「冬だから太る」と一概には言えず、「その季節に合った過ごし方ができているか」が重要になります。
参考:医療法人澄心会 豊橋ハートセンター|Vol.37:中高年の「夏太り」を斬る!
参考:めざましmedia|「夏は冬に比べて太りやすい!」専門家が警鐘
復職・就職に向けた体調管理!冬を味方にする具体的なアクションプラン

うつ病や適応障害からの復職・再就職を目指す上で、体力を戻し、体型を整えることは「自信」につながります。無理のない範囲で、冬ならではの強みを活かしたアクションを起こしてみましょう。
1. 1日5分の散歩で「セロトニン」と「燃焼スイッチ」を活性化
天気の良い日は、ほんの少し外を歩いてみましょう。
寒さを肌で感じることで、体内の「燃焼スイッチ」がONになります。さらに、日光を浴びることは、脳内の幸せホルモン「セロトニン」を増やし、気分を安定させる効果もあります。復職後の通勤の練習にもなります。
参考:北九州市立八幡病院|寒い季節こそ身体を動かして運動不足を解消しよう
2. 日常の小さな動き(NEAT)を増やす
「運動しなきゃ」と意気込むと疲れてしまいます。まずは日常生活の中での活動量(NEAT)を増やしましょう。
- エスカレーターではなく階段を使ってみる
- テレビを見ながら足首を回してみる
- 座りっぱなしを防ぐために、30分に一度は立ってみる
これだけでも、体力を維持するための立派なトレーニングになります。
3. 体を温める「旬の食材」を摂る
根菜類(ニンジン、大根など)や生姜など、体を内側から温める食材を意識して摂りましょう。内臓が温まると代謝が上がり、自律神経も整いやすくなります。バランスの良い食事は、心の安定にも直結します。
一人で悩まず、一緒に「働ける体力」を作っていきませんか?

冬は寒さや日照時間の短さから、どうしても気分が沈みやすく、体が動かなくなりがちです。「痩せなきゃ」「体力を戻さなきゃ」と自分を追い込みすぎると、それがストレスになり、回復を遅らせてしまうこともあります。
まずは、「今日は5分だけ外の空気を吸ってみよう」くらいの軽い気持ちで大丈夫です。その小さな一歩が、基礎代謝を高め、心地よい生活リズムを作ってくれます。
私たちニューロリワーク横浜関内センターでは、生活習慣の改善プログラムや、無理のない運動プログラム、そしてメンタルケアを通じて、皆さんが自信を持って社会に戻れるようサポートを行っています。
- 「一人だと、どうしても家でゴロゴロしてしまう」
- 「復職・再就職したいけれど、体力が持つか不安で仕方ない」
- 「同じ悩みを持つ仲間と一緒に、少しずつ活動を増やしたい」
そんな不安をお持ちの方は、ぜひ一度、当センターの雰囲気を見に来ませんか?
見学や体験実習は随時受け付けています。オンラインでの見学も可能ですので、その日の体調に合わせてお気軽にご相談ください。
あなたの「新しい一歩」を、スタッフ一同、温かくサポートいたします。
ニューロリワーク 横浜関内センター
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