冬と夏はどちらが痩せやすいか…知りたいですか?
冬と夏はどちらが痩せやすいか…知りたいですか?
こんにちは!
ニューロリワーク横浜関内センターです。
寒い日が続きますね。
皆さんは風邪など引かずお過ごしでしょうか?
冬になるとよく出て来る都市伝説があります。
それは
「冬の寒い時期の方が夏より痩せやすい!!」
というもの。(信じるか信じないかはあなた次第です…)
ただ、私は知り合いから
「冬の方が痩せやすいと聞くけど、私は夏の方が痩せやすいんだけど、実際どうなの?」
とよく聞かれます。
今回はこの件に関して書きたいと思います。
【夏よりも冬のほうが痩せやすい】という話の根拠は、夏よりも冬の方が気温が下がるので、体を暖めようと体温調節をする際に熱が発生して、基礎代謝量が上がるということです。
人間はホメオスタシス(恒常性維持機能)というものがあり、今の状態を一定に保とうとします。
寒いときにブルブルと身体を震わせるのも冷えた体を暖め体温を一定に保とうとするホメオスタシスが働いているからです。
実際はどうなのでしょう?
基礎代謝の観点から見れば、確かにエネルギーは冬の方が消費されます。
(ある文献では気温で変化する基礎代謝は約10%ほど)
しかしながら、外気にさらされることが少なく、空調環境が整っている現代で気温が下がることによって、体温調節する場面がどれくらいあるのか疑問が残りますね・・・。
気温差での基礎代謝の違いは10%ほどの差ですが、外に出ている時だけ(通所、通勤、買い物…)で外気に触れている場合は、差はもっと少ないことが予測されます。
とはいえ、基礎代謝だけを考えれば、たしかに夏よりも冬のほうが痩せやすい!のは事実
では本当に夏よりも冬のほうが痩せやすい!のか?
ここまでは、基礎代謝という観点からの話をしました。
ただ、「夏より冬の方が痩せやすい!」と簡単に言えるほど単純な話ではありません。
なぜなら、人間の消費エネルギーは基礎代謝だけでは決まらないからです。
消費エネルギー内訳は
- 基礎代謝量(約60%)・
- 食事誘発性熱産生(約10%)※食事をした時、消費されるエネルギー
- 身体活動量(約30%)
の3つで構成されています。
基礎代謝が大部分を締めますが、活動代謝量(日常生活での体を動かすことで消費されるエネルギー量のこと)が30%あります。
基礎代謝だけで言えば冬のほうが夏より少し上がると思いますが、身体活動量(日常生活での体を動かすことで消費されるエネルギー量のこと)は、寒さから落ちる傾向にあります。
「寒いから動きたくない!いや~っ!」ってなりがちですよね。
この様になってしまうと夏と冬の基礎代謝の10%の差はあまりなさそうです…。
また、夏よりも冬の方が食欲が増し、沢山食べるという人が多くなる事。忘年会や新年会などで外食をする機会も増える事などもエネルギー摂取量の増加原因にもなりそうですね。
で、「夏と冬どちらの方が痩せやすいの?」という事の答えは
「行動した方!」
…となりそうです…。
確かに冬は「寒い、暗い・・・」と体、メンタル共に低下しやすいですよね…。
ただ、そんな冬こそ、天気のいい日は外に出てウォーキング等をしてみませんか?
落ちた気分も良くなりますし、基礎代謝も上がり、痩せやすくなりますよ。
良い事尽くめですね!!(^^)/ぜひ!
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