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通所することで身に付けられたポジティブな心

復職支援(リワーク)
※写真は全てイメージです。
30代

休職前の状況と休職に至った理由

休職前は営業職に就いており、中でも緊急性の高い業務が多く、仕事が追いつかない事による不安、焦りを抱えることが多かったです。
特に業務時間は一日14時間前後と長かったことに加え、出張・接待・残業・休日勤務などによる不規則な生活が続いたことでうつ状態になり、休職するに至りました。

当センターを利用しようと思ったきっかけについて

ネットで色々調べている中、ホームページを見た際、他の事業所とは違い、明るい雰囲気を感じました。
また実際に面談を行っていただいた時に、スタッフさんに親身に話を聞いていただいたり、体験実習を通じて他の利用者さん達の明るく和気藹々とした雰囲気を感じました。
そこから「うつでも元気でいいんだ」と自分の病気を肯定できるようになり、利用してみようと決めました。

復職の役に立ったと感じるプログラム

「SSTプログラム(Social Skills Training)」が復職の役に立ったと思います。
目に見えないメンタルの部分に関して、ロジカルに解説し、課題に対する解決スキルを学ぶ事が出来ました。

それ以外ですと、プログラムではないですが、自分の学びたい事を学習できる「個別訓練」は、私にとってとても魅力的でした。
それまでは、なかなか復職できない、病気が治らない自分を責めたり、自己嫌悪になる事も多かったのですが、個別訓練に取り組んでいくことで、興味のある新しい分野を発見したり、挑戦できる貴重な時間だと考えられるようになり、自身の状況をポジティブに捉え直すきっかけになりました。

実際に、個別訓練でプログラミングを学習し、センターの一周年イベントでお披露目をするという、自身の成果をアウトプットする機会をいただけた事も、大きな自信に繋がりました。

プログラミング

当センターで身に付いた生活習慣

通所中にコーピング案を100案考えて資料を作成した事により、復職後も自身の状況を見て適切なコーピングを行う習慣が身に付いたことで、自分の感情の起伏を改善できるようになりました。
コーピングは今後も引き続き、それぞれの課題により合うものを実践していこうと思います。

※コーピング:ストレスを感じた際に起こるストレス反応への対処方法。

復職へ向けて、当センターが会社との間に入ることで役に立ったこと

会社が求める復職の条件をヒアリングしていただいたり、それに向けたステップや課題を提示していただいた事で、しっかり取り組めば必ず復職できるという自信に繋がりました。
また、自分ではなかなか伝えづらい、勤務部署の変更希望の旨などを会社へ伝えていただき、そのおかげで希望の勤務地に異動する事が出来ました。

復職への意気込みをお聞かせください

復職はゴールではなく、その先の社会生活の中で、自分の抱える課題とどう付き合っていくかが重要だと感じています。
何かまたつまずきそうになった時は、休職から復職に至るまで取り組んできた小さな積み重ねを思い出し、少しずつゆっくりでも、常に前に進む意識を持って取り組んでいきたいと思います。

当センターのスタッフへ一言

休職した時、正直自分が社会から取り残されたような気持ちになりました。
しかし、こちらのセンターでの取り組みを通じて色々な事を学び、色々な人達と出会い、また新しい事にチャレンジすることで、新しい自分を発見できるチャンスなのではと思えるようになりました。
復職が決まり、単にマイナスから0に戻ったのではなく、何かしらプラスの部分を身に付けられたと思っています。
ポジティブな考えを与えてくれたことを感謝しています。

※内容はインタビュー回答時のものです。

ニューロリワークのご紹介

ニューロリワークでは、見学や施設の利用に関する相談を承っています。ご興味のある方はぜひご活用ください。
ニューロリワークの利用を通して、社会参加や復職・再就職後も心身ともに安定し、健康的な状態を維持できることを心より願っております。

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