二回目の休職、再発しないように体調面とメンタル面をしっかり整えて復職

休職理由

物流拠点の管理職として、計画作成や人材育成を担当していました。しかし、管理職という立場になり、業務内容や環境の変化に適応できずに強いストレスを感じ、睡眠障害や集中力低下などの症状に悩まされました。その結果、適応障害と診断され、2ヶ月間の休職をしました。

その後復職しましたが、具体的な対策を講じずに仕事に戻ったため、再び同様の症状が現れ、再度休職することになりました。

ニューロリワークを知ったきっかけと利用を決めた理由

産業医の先生に復職支援（リワーク）の利用を勧められたことがきっかけです。
その後、インターネットで様々な施設を比較検討した結果、立地やプログラム内容などが自分に合っていると感じ、川越センターの利用を決めました。

ニューロリワークで行ったことやご自身の変化

リワークを利用して、体調面とメンタル面を整え、万全の状態で復職したいと考えていました。

ニューロリワークでは、定期的な通所やプログラムへの参加を通じて、ストレス対処法を学び、生活リズムを改善したり、eラーニングで知識を深めたりしました。ストレス対処法やメンタルヘルスについて、体系的に学ぶ機会はこれまでなかったので、非常に良い経験となりました。

プログラムを通して自己分析や内省も深めることができたので、今後の再発防止にもつながると思っています。

役に立ったと感じるプログラムとサポート

復職に向けて、様々なプログラムやサポートを利用してきました。その中で、特に役に立ったのは以下の三つです。

一つ目は、「FITプログラム ※1」です。
このプログラムを通して、自分の内省の仕方を深く掘り下げる機会を得ることができました。これまで考えたことのないような様々な内省の方法や指針を知り、自己理解を深める上で非常に有益でした。

二つ目は、「ポジティブ心理学」です。
レジリエンスやウェルビーイングといった概念を学ぶ中で、ストレスにどのように対処すれば良いのか、具体的なヒントを得ることができました。これらの学びは、日々の生活の中で、より前向きな思考を維持する上で大きな支えとなっています。

三つ目は、「eラーニング」です。
自分の興味関心に合わせて、様々な内容を自由に学習できる点が良かったです。特に、復職に役立つスキルや知識を効率的に習得することができました。

また、職場復帰の準備の際には、現在の状況、取り組んでいることや今後の目標など、個人でのやりとりではなかなか人事にうまく説明できない部分を、レポートとして共有していただき、大変助かりました。

※1 FIT（フィット）プログラム（Flexibility Intervention Training）：物事への柔軟性（柔軟な思考や行動）を高め、少しでも良い状態に近づくことを目的とした認知行動療法理論に基づく当社グループオリジナルのプログラムです。

今後への想い

今回、2度目の休職となってしまい、次は同じことを繰り返さないよう、無理のない範囲で頑張っていきたいと思っています。
また、本当に無理だと感じた場合は、自分の幸せを最優先に、適切な行動を取っていきたいと思います。

ニューロリワーク川越センターのスタッフに一言

約4ヶ月という短い間でしたが、大変お世話になりました。
休職期間中は、様々な不安や心配を抱えていましたが、川越センターに通所することで、それらが和らぎました。

※内容はインタビュー回答時のものです。

ニューロリワークのご紹介

ニューロリワークでは、見学や施設の利用に関する相談を承っています。ご興味のある方はぜひご活用ください。
ニューロリワークの利用を通して、社会参加や復職・再就職後も心身ともに安定し、健康的な状態を維持できることを心より願っております。