生活リズムを整え、自己理解を深めながら、着実に目標に向かって進む力を手に入れた

就職支援 2025/11/21

双極性障害（躁うつ病） 30代利用期間：11ヶ月

退職理由

専門的な知識やスキルを身に付けられる環境を求めて、働きながら転職活動を進めていました。そのさなか、職場で負担を感じるできごとがあり、体調を大きく崩してしまいました。回復に専念するため、休職を経て、最終的に退職に至りました。

休職や退職を通して、自宅での療養が長引く中で生活リズムが乱れ、体調も思うように安定せず、気分も沈みがちでした。外出することもままならないような状態が続き、退職後は不安な日々を過ごしていました。

ニューロリワークを知ったきっかけと利用を決めた理由

ネット検索をする女性

生活リズムを改善して、安定した状態で就職活動に取り組めるようになりたいと考え、いくつかの施設を見学しました。
その中でも、ニューロリワーク新宿御苑センターは、支援員や利用者の皆さんの雰囲気がとても和やかで、ここなら安心して自分の状況や思いを話すことができると感じ、利用を決めました。

ニューロリワークで行ったことやご自身の変化

利用前は、決まった時間に寝起きすることが難しく、睡眠のリズムが整わないなど、生活習慣に課題を感じていました。生活習慣の乱れを改善する「ブレインフィットネスプログラム ※1」で毎週具体的な目標を立てて取り組んだり、他の利用者の方が実践している工夫を積極的に取り入れたりする中で、日々の生活が大きく改善されました。

また、長く仕事から離れていたため、PC操作やコミュニケーションなど仕事に必要なスキルに不安を感じていました。ニューロリワークでは、日常的にPCに触れられる環境や、グループワークの機会が豊富に用意されていたため、活動を通して徐々に不安が解消され、自信をもって就労の準備に臨むことができました。

※1 ブレインフィットネスプログラム：安定した就労や社会生活を送るために、生活習慣の構築・改善を行っていく当社グループオリジナルのプログラムです。

役に立ったプログラム

自己理解を促す「FINDプログラム ※2」を通じて、自分の「好き」を深く掘り下げたことで、将来の目標や夢が明確になり、就職活動の軸が定まりました。そのおかげで、自分が求める条件に合致する企業にも出会うことができました。

その他にも役立つプログラムは多くありましたが、特に大きな力になったのは、目標と期間を定めて、逆算して計画を立てるスキルを習得できたことです。スモールステップで着実に物事を進める重要性を学び、それまでの先延ばし癖や締め切り直前のオーバーワークを改善することができ、この1年間は、計画的に仕事を進められていると実感しています。

※2 FIND（ファインド）プログラム：自己理解を通してキャリアの羅針盤を作っていくプログラムです。キャリアの羅針盤を作ることで今後のより良いキャリア選択を実現し、長期安定就労につなげることを目的とした当社グループオリジナルのプログラムです。