再発や無理解への不安と向き合い、前向きに働く一歩を踏み出せた
就職支援
退職理由

一般的に言われるような「健康管理」では体調の維持が難しく、日頃から人一倍生活リズムの管理や体調の変化には気を付けていました。それでも体調を崩しやすく、その状況を理解してくれる上司もいなかったためずっと悩んでいました。
体調不良が度重なると、周囲からは「基本的な自己管理ができない」「生活態度に問題がある」と誤解されてしまい、孤独感や無力感に苛まれるようになりました。
さらに、上司や同僚の退職が相次いだことで業務量が増え、自分のキャパシティを超えた状態で働くことになったことと、コロナ禍によるストレスの蓄積や長時間のマスクの着用による酸欠状態も重なり、自律神経失調の症状が出るようになるなど心身の不調が続き、やむを得ず退職を決断しました。
ニューロリワークを知ったきっかけと利用を決めた理由
以前に医療機関でリワーク支援を受けたことがありましたが、その際の就職はうまくいかず再び療養が必要になりました。
数ヶ月の休養を経て少しずつ動けるようになったタイミングで、次は「より手厚く就職まで伴走してくれる施設で準備したい」と思い、改めてインターネットでリワーク施設を探すことにしました。
ニューロリワーク大塚センターを見学した際に、プログラム内容や就職するまでにどのようなことに取り組んでいくのかを詳しく説明してもらえたことで、安心して通所できそうだと感じ利用を決めました。
ニューロリワークで行ったことやご自身の変化
通所を始めた当初は「とにかく働いて収入を得られる状態に戻らなければ」という思いから、就職を最優先の課題としていました。一方で、いずれ再発することは避けられないだろうという漠然とした不安を抱いていました。
ニューロリワークで自分の根本的な問題とじっくりと向き合う時間を持てたことで、「再発を繰り返さないためにどう安定した生活をつくるか」という視点を得ることができました。
再発は避けられないものではなく、日々の生活を整えてストレスに適切に対処することで、不調をコントロールしていくことも可能なのだと思えるようになりました。このことは自分にとって大きな変化だったと感じています。
また、以前は自分の不調について理解してもらえない状況で、周囲からの誤解や評価を気にしてしまい、業務量が増えても仕事をこなさなければと無理をし続けていました。
様々なプログラムに取り組みながら自己理解を深めたことで、今では「自分のための選択肢をとる」という意識を持てるようになり、困ったときに人に相談することへのハードルも下がったと感じています。
役に立ったプログラムとサポート
物事への柔軟性を高める「FITプログラム ※1」は特に役に立ったと感じています。以前の私は「就職してもいつかは不調が再発する」「誰にも理解してもらえない」という悩みを抱えており、常にストレスを感じていました。
「FITプログラム」に取り組む中で、そうした考え方の背景に自分の視野を狭めてしまうような思い込みや決めつけがあったのではないかと考えるようになりました。
自分の思考のクセに気付き、物事を一方向からだけでなく別の視点からも捉え直す経験を重ねることで、自分のネガティブな面だけでなく「できていること」や「工夫できること」にも少しずつ目を向けられるようになり、ストレスにも適切に対処できるようになりました。
また、就職に関しても支援員の方にアウトプットできる場があったことで、気持ちを整理しながら冷静に考えることができました。おかげで安心して就職活動に臨めました。
※1 FIT(フィット)プログラム(Flexibility Intervention Training):物事への柔軟性(柔軟な思考や行動)を高め、少しでも良い状態に近づくことを目的とした認知行動療法理論に基づく当社グループオリジナルのプログラムです。
今後も実践し続けたいこと

ニューロリワークでの取り組みを通して、夜にしっかり眠り、朝起きて日中に活動し、三食きちんと食べるという当たり前の生活習慣が体調の安定につながっていることを改めて実感しました。今後も規則正しい生活リズムを意識しながら心身の健康を保っていきたいと思います。
今後への思い
メンタルヘルスへの理解がまだまだ十分とはいえない社会で生きていく以上、今後も不調や困難に直面したときには「自分のことは自分で守る」という意識が必要になると思います。
ただ、以前の自分のように「理解してもらうのは難しい」と諦めて一人で悩みを抱え込むのではなく、これからはリワークで学んだことを活かして、必要なときに周囲に相談し、少しずつでも理解を得ながら安定した働き方をしていきたいです。
ニューロリワーク大塚センターのスタッフに一言
担当支援員の方には、毎週の面談でいつも誠実に向き合っていただきました。様々な課題を抱えていても、ニューロリワークでは偏見を持たれたり一方的に決めつけられたりすることがなく、どんな状態の自分であっても尊重してもらえました。その経験と安心感は回復への大きな支えになりました。
また、他の支援員の皆さんも、多くの利用者がいる中で一人ひとりに丁寧に目を向けて関わってくださり、その姿勢がとても印象に残っています。
皆さんの支援に深く感謝しています。
※内容はインタビュー回答時のものです。
ニューロリワークのご紹介
ニューロリワークでは、見学や施設の利用に関する相談を承っています。ご興味のある方はぜひご活用ください。
ニューロリワークの利用を通して、社会参加や復職・再就職後も心身ともに安定し、健康的な状態を維持できることを心より願っております。
記事のリンクをコピー