「働く感覚」を取り戻す!職場を想定したチームワーク訓練“マルチタスクプログラム”とは?
こんにちは!
復職(リワーク)、就職支援を行っているニューロリワーク横浜関内センターです。
今回は、利用者さん主体の取り組み「マルチタスクプログラム」のご紹介をします。
マルチタスクプログラムとは
職場に近い環境でチームでのワークに取り組み、働くための能力回復、働く感覚を取り戻すための取り組みです。
職場業務を想定したチーム作業を通じて、実際の職場で必要なスキルや心構えを学びます。
規定の期日やテーマに基づき、チームで一つの作品を作り上げることで、協力やコミュニケーションの大切さを体感できます。
今回のテーマ
情報誌作成「ニューロリワーク横浜センターのおすすめ・良いところ」
・目的: ニューロリワークの利用を考えている方が、見学・利用したくなるようなツール作成
・作成期間: 約1ヶ月半
・活用場面: 見学時、クリニック、役所などへの案内時に配布、説明
・対象者: 見学者の方、体験実習の方、新規の関係者の方向け
・条件:
①A4両面一枚でまとめて完成物に合わせたタイトルも考える。
②メンバー同士のMTGは週1回、1時間までとする。
↓限られた条件の中での情報誌作成でしたが、こんな素敵な情報誌を作ってくださいました!↓
参加者からの感想
実際にマルチタスクプログラムに参加した現利用者さんから、実際にプログラムに取り組んでみての感想をおうかがいしました。
– 「チームでの取り組みに参加できたことで、自分の動き方やチームメンバーの行動を通じて、休職前の自分を思い出しました。自分が働く意味を再確認でき、とても貴重な経験となりました。」
– 「進行中にスケジュールに対する不安を感じることもありましたが、リワークの中で考えた再発予防策を実践する良い機会になりました。また、不安を感じやすい場面やその影響についても新たに理解できました。」
-「色々と気づいていても、議論を円滑にすすめるために、発言を控える場面が多くなってしまったことが今後の課題です。ただ、良い経験を積むことができたので、今後もなにか活かせればと思います。」
– 「タスク管理を目標に自分のタスクとチームでのタスクの両立を目指しました。自分の余裕がないときにはチームメンバーにサポートをお願いし、無理のないスケジュール作りを心がけることができました。」
– 「リーダーの役割を担うことで、職場での上司の視点を知ることができました。自分が上司に相談するときは萎縮してできないことが多かったですが、報連相の大切さを改めて実感しました」
-「アドバイザーという立場で、チームメンバーとの距離の取り方を意識して取り組みました。通所中のプログラムとは違い、メンバーそれぞれの特性を見ることができ、復職前の良い経験になりました」
このように、マルチタスクプログラムは実践的なスキルを習得するだけでなく、自身の成長を促す機会となります。
興味のある方は、ぜひ見学や体験実習にお越しください。オンライン見学も可能です。
お待ちしております!
ニューロリワーク 横浜関内センター
のご紹介

- 住所
- 〒231-0015
神奈川県横浜市中区尾上町2-18-1 YSビル4階 - アクセス
- JR 関内駅 北口 徒歩3分
みなとみらい線 馬車道駅 徒歩6分
横浜市営地下鉄ブルーライン 関内駅(1番出口) 徒歩1分 - 電話番号
- 045-228-8641
受付時間:平日9:00~18:00
記事のリンクをコピー