3回目の休職、ニューロリワークの利用で自信を持って復職を実現

復職支援（リワーク） 2020/11/06

うつ病 40代利用期間：4ヶ月

様々な問題が重なり、出勤が困難に

2回の休職の後、復職をして働いていましたが、業務が多いことや先行きが不透明であること、家族の問題も重なり、徐々に会社を休みがちになっていきました。そして、ほとんど出勤ができなくなり、担当業務に大きな支障がでてしまったことで、上司や産業医と相談をし、3回目の休職をすることになりました。

産業医からの指導で支援を受けられるサービスを探し始める

今回の休職で3回目ということもあり、身体的な休息を得た後、支援を受けられるサービスを利用するように産業医からの指導があり、ニューロリワークを利用することにしました。

当初は、主治医から紹介された施設に通う予定でしたが、コロナ禍でその施設が一時閉鎖になっていたので、地理的に通いやすいという条件でインターネットで探したところ、ニューロリワーク三軒茶屋センターを見つけました。

問い合わせをしたところ、電話で対応していただいた支援員の方や直接お会いしてお話を伺った施設長の山川さんが信頼できそうだと思い、すぐにニューロリワーク三軒茶屋センターを利用することを決めました。

朝起きて夜眠るという当たり前の生活ができることが自信に

インタビュー　40代　男性
安定した復職をしたいと思っていましたので、毎日休まずに遅刻をせずにということを一番の目標にし、何よりも重きをおいて通いました。

また、プログラムにも積極的に参加しました。日々のプログラムやパーソナルブレインフィットネスを通じて、睡眠、食事、運動、といったことへの意識が格段に高まり、プログラムを通して心と身体がつながっているということが腑に落ちました。

これらのプログラムを続けた結果、朝起きて夜眠るという当たり前の生活ができるようになりました。休職直前は「もう人並の生活は送れないかもしれない」と思っていたのですが、「それが自分にでもできる」という自信みたいなものが芽生えました。

役立ったニューロリワークのプログラム

インタビュー　40代　男性運動

特に役立ったと感じているプログラムは「パーソナルブレインフィットネス」のプログラムです。

パーソナルブレインフィットネスでは、私個人の今の状態や復職後の職場環境などにあわせて、無理なく実行できる運動や食事、睡眠などの改善方法をアドバイスいただきました。
このプログラムで、仕事や家族も含めた生活全体の質を上げるための糸口がつかめました。

また、聞きかじっただけで食わず嫌いだった認知行動療法でしたが、ニューロリワークでは、認知行動療法に基づくオリジナルプログラム「FITプログラム ※1」があり、問題への考え方や対処法を考える際のヒントを毎週丁寧にレクチャーしていただきました。
このプログラムで学んだことは復職に際して、産業医を説得する大きな材料になりました。

安定した復職のためにも、ニューロリワークで身に付けた生活リズムを保つこと、適度な運動をすること、食事に気を遣うことは、これからもずっと続けていきたいと思っています。
また、呼吸の瞑想も気に入っていて、業務の合間によく実践しています。
頭がスッキリするんです。

※1 FIT（フィット）プログラム（Flexibility Intervention Training）：物事への柔軟性（柔軟な思考や行動）を高め、少しでも良い状態に近づくことを目的とした認知行動療法理論に基づく当社グループオリジナルのプログラムです。