自分自身について考える機会や時間を多く確保して、向き合うことができた
就職支援燃え尽き症候群のようになり、休職後に退職
以前の仕事では燃え尽き症候群のようになり、やる気を失い何も手につかなくなってしまいました。しばらく休職しましたが、回復しなかったことからそのまま退職となりました。
当センターを知ったきっかけと利用を決めた理由
退職後しばらくの間は療養をしていましたが、再び就職の意欲が出てきたときに、主治医に就労移行支援の存在を教えてもらいました。それから、インターネットで就労移行支援の施設を検索して、吉祥寺センターを見つけました。
吉祥寺センターの利用を決めた理由は、実習のときにスタッフさんが親切で支援が手厚かったことや自己理解に関するプログラム「FITプログラム(※1)」の有用性を感じたからです。
※1 FIT(フィット)プログラム(Flexibility Intervention Training):物事への柔軟性(柔軟な思考や行動)を高め、少しでも良い状態に近づくことを目的とした認知行動療法理論に基づく当社グループオリジナルのプログラムです。
就職の役に立ったプログラム
就職の役に立ったと感じるプログラムは、二つあります。
一つ目は、「FITプログラム」および「メタ認知のプログラム」です。
このプログラムで、過度に不調に陥らないよう対処を考えることができるようになりました。
二つ目は、各種運動プログラムです。運動プログラムに参加して、予想以上に体力が落ちていることに気付くことができました。そして、適度な負荷で就労に必要な体力の回復ができたことが良かったです。
就労移行支援の利用にあたって、自己理解を深めて症状の再発を防止する方法を身に付けることと、離職期間で弱った体力を回復して、外での活動が安定してできることを確認していきたいと思っていたので、プログラムはとても役に立ちました。
自分自身について考える機会や時間を多く確保して、向き合うことができた
プログラムの時間では、自分自身について考える機会や時間を多く確保して、向き合うことができました。また、その際には「FITプログラム」や「メタ認知のプログラム」の知識が役に立ち、過度に自責の念を持たないことや気持ちを落ち着けて気分転換をする方法などの対処方法を身に付けることができました。
今後も「FITプログラム」や「メタ認知のプログラム」を活用して、自己の見直しや不調への対処の仕方の再検討を続けていきたいと思います。また、モヤモヤやイライラするときの状況を客観的に見て、自分自身の思考を冷静に捉えることも続けていきたいと思っています。
当センターの就職活動サポートで役に立ったこと
複数の就職先候補で悩んだとき、スタッフさんに相談ができて、客観的なアドバイスをもらえたことが大変ありがたかったです。また、2週に1回の面談では、置かれている状況や考えをうまく引き出してもらえたことで、自分を客観視することができました。
今後への想い
過度に頑張りすぎず、安定して長く働けるよう努めたいと思います。
吉祥寺センターのスタッフに一言
当初から、スタッフの皆さんがとても優しく、落ち着いた雰囲気で接してくれることにとても安心感を感じました。それこそが、外に出て活動することの大きな一歩につながったと思います。
通所の間、積極的に楽しく取り組めるようご支援いただき大変感謝しております。
※内容はインタビュー回答時のものです。
ニューロリワークのご紹介
ニューロリワークでは、見学や施設の利用に関する相談を承っています。ご興味のある方はぜひご活用ください。
ニューロリワークの利用を通して、社会参加や復職・再就職後も心身ともに安定し、健康的な状態を維持できることを心より願っております。
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