【復職前】睡眠が不安な方へ~整っているか確認したい3つの目安~
「朝が起きられない」と復職が不安なあなたへ。睡眠と生活リズムを整える3つの目安
「復職の日は近づいているのに、どうしても朝起きられない……」
「こんな状態で仕事に戻っても、またすぐに倒れてしまうのではないか」
そんな不安を抱えて、布団の中でため息をついていませんか?生活リズムが乱れてしまうのは、決してあなたの怠けではありません。心が少しお疲れで、今はまだ「社会復帰モード」への切り替えに時間がかかっているだけなのです。
今回は、自立訓練(生活訓練)の現場で多くの再出発を支えてきた視点から、「復職前にどこまで睡眠を整えればいいのか」の具体的な判断基準を優しくお伝えします。
復職前にチェックしたい「生活リズム」3つの確認ポイント
今の自分の状態が「自力で整えられる段階」なのか、それとも「環境の力を借りて整える段階」なのか、一緒に確認してみましょう。
1. 起床時間は安定していますか?
まずは「何時に起きられるか」の安定度を見てみましょう。
- 安心の目安:週の半分以上、決まった時間に起きられている。平日と休日のズレが少ない。起床後30分以内に動き出せる。
- サポートが必要なサイン:午前中はほとんど動けない。昼夜逆転気味で、二度寝がどうしてもやめられない。
2. 午前中に活動するエネルギーはありますか?
お家での元気と、職場での元気には大きな差があります。復職後は特に午前中に負荷がかかるため、事前の準備が大切です。
- 安心の目安:2〜3時間は座って活動できる。週に数回、近所への外出ができる。
- サポートが必要なサイン:お昼前まで横になっていることが多い。外出すると、その後2〜3日寝込んでしまう。
この状態で無理に復職すると、再び強い疲労が蓄積し、体調を崩してしまう可能性があります。
3. 会社からの連絡に心が強く反応しませんか?
睡眠不足は、ストレスへの耐性(メンタルの守備力)を下げてしまいます。
- 安心の目安:会社からのメール確認などが、落ち着いてできる。
- サポートが必要なサイン:着信音だけで動悸がする。連絡のやり取りをした後、強い落ち込みが長く続く。
大切なのは「整ってから行く」ではなく「整えるために頼る」こと
もし上記のチェックで「まだ難しいかも……」と感じても、決して自分を責めないでくださいね。
「毎日シャキッと動けるようになったら、相談に行こう」と思わなくても大丈夫です。
むしろ、私たち自立訓練(生活訓練)事業所は、まさにその「睡眠や生活リズムをゆっくり安定させていくこと」を一緒に行う練習の場です。
一人で暗い部屋で悩んでいると、不安はどんどん膨らんでしまいます。
でも、決まった時間に「行ける場所」があるだけで、体と脳は少しずつ外の刺激に慣れていきます。
まずは週に数回、午前中だけスタッフと話すことから始めてみませんか?
あなたのペースで「社会復帰の土台」を作っていきましょう
復職はゴールではなく、その後の生活が長く続いていくためのスタートです。だからこそ、今は焦らずに「土台」をしっかり固める時期だと考えてみてください。
睡眠が安定してくると、復職後の疲労やストレスへの耐性も少しずつ高まっていきます。「自分の今の状態で復職しても大丈夫かな?」と迷われる場合は、無理のない形で一度ご相談ください。
今の段階で「通うかどうか」を決める必要はありません。まずはあなたの状況を整理し、心がふっと軽くなるような「次の一歩」を一緒に探していきましょう。
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