「働きたいのに怖い」その理由は?今の状態を整理するヒント
「動きたいのに怖い」と感じる理由
心身の調子が少しずつ回復してくると、「そろそろ仕事のことを考えなきゃ……」という思いが頭をよぎることがありますよね。その一方で、いざ求人サイトを開こうとすると、心臓がドキドキしてそっと画面を閉じてしまう。
そんな「動きたい気持ち」と「動くのが怖い気持ち」の板挟みになって悩んでいる方は、実はとても多いのです。あなたが動けないのは、決して意志が弱いからではありません。ただ、今の自分に何ができるのかを判断するための「材料」が足りないだけなのです。
「家で元気」と「外で元気」は、使う筋肉が違います
今の状態をスポーツに例えると、自宅でストレッチや筋トレをしっかり行い、体がスムーズに動くようになった状態といえます。しかし、いきなりプロの試合に出るとなると、話は別ですよね。
仕事という「本番の試合」では、家での生活にはない次のような負荷がかかります。
- 対人関係:周りの人の動きや言葉に合わせた反応
- 環境ノイズ:ざわざわした場所や電話の音の中での集中
- 実行機能:決められた時間内に作業を終わらせるプレッシャー
これらは、静かな自室での「筋トレ」だけでは確認することができません。実戦形式のトレーニングをしていない以上、「やっぱりダメかも」と不安になるのは、ごく自然な反応なのです。
不安の正体は「自分の現在地」がわからないこと
「本当に働けるのかな?」という不安を解消するには、感情だけで判断せず、客観的な「指標(ものさし)」を見ることが大切です。まずは以下のポイントを確認してみましょう。
- 生活リズム:毎日決まった時間に起きて、外出する体力があるか?
- 集中力の持続:数時間、ひとつの作業に落ち着いて取り組めるか?
- ストレス対処:ちょっとしたトラブルが起きたとき、自分で心を落ち着かせる方法を知っているか?
自立訓練(生活訓練)は、社会復帰への「練習試合」の場
もし、上記のポイントをチェックしてみて「一人でやるのはまだ自信がないな」と感じたら、それはリハビリの環境が必要なサインかもしれません。
私たちの「自立訓練(生活訓練)」というサービスは、いきなり仕事に戻るのではなく、まずは安心できる環境で「社会生活の練習」をする場所です。家(筋トレ)と職場(試合)の間にある「練習試合のグラウンド」だと思ってください。
同じ悩みを持つ仲間と一緒に過ごしながら、少しずつ外の世界の刺激に慣れていく。そうすることで、「これなら大丈夫」という確信を少しずつ積み上げることができます。
焦らず、今の状態を整理するところから始めてみましょう
ここまで読んで、「自分はどの状態に近いのか」は少し見えてきたかもしれません。
ただ実際には、
「一人で整えられている状態」と
「職場の環境でも安定して働ける状態」には差があります。
その違いを踏まえて、
「なぜ一人で整えているだけでは不安が残るのか」を整理したい方は、
こちらも参考にしてみてください。
▶ 一人で整えているのに、なぜ不安が残るのか
💡「一人では大丈夫なのに不安が残る理由」を、環境の違いという視点から具体的に解説しています。
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