「働けるようになった」より前に。少しずつ、生活が戻ってくることがあります

最初の一歩は、誰でも不安があります
「リワークを利用した方がいいのかもしれない。」
そう思っても、すぐに一歩を踏み出せる方ばかりではありません。
- 「しばらく人と会っていなかったから、人が多い場所へ行くのが怖い。」
- 「復職のためには生活リズムを整えたい。でも、本当に朝起きられるだろうか。」
- 「プログラムについていけなかったらどうしよう。」
- 「ここでもうまくいかなかったらどうしよう。」
そんな不安を抱えながら相談に来られる方も少なくありません。
だからこそ、最初から何でもできる必要はありません。
私たちは、その方の今の状態に合わせて、小さな一歩を積み重ねていくことを大切にしています。
最初は、通所するだけで精いっぱいという方も少なくありません
通所を始めたばかりの頃は、「今日は来られただけで疲れました。」そんな一日になることもあります。
プログラムが始まっても、スライドの文字が頭に入ってこない。
グループワークでは、周りの人が自然に話しているように見えて、「自分にもできるようになるのかな。」そんな不安を感じる方もいらっしゃいます。
だから最初は、話を聞いているだけの日があっても大丈夫です。
まずは通所すること。
その一歩を積み重ねながら、少しずつ生活のリズムを整えていきます。
「昨日より少しできた」が、自信につながっていきます
毎日、大きく変わるわけではありません。
でも、通所を続ける中で、
「前回より少し集中できた気がします。」
「先週より疲れにくくなったかもしれません。」
そんな小さな変化を感じ始める方がいます。
- 最初は見学だけだった方が、少しずつワークを書けるようになる。
- スタッフへ自分の状態を伝えられるようになる。
- 隣の利用者さんと雑談をするようになる。
- グループワークで、一言だけ発言してみようと思えるようになる。
- 一つひとつは小さな変化です。
でも、その積み重ねが、「自分にもできるかもしれない」という気持ちにつながっていきます。
私たちが変化を感じるのは、何気ない会話の中です
利用者さんと毎日関わっていると、「少し変わってきたな」と感じる瞬間があります。
朝の体調報告で、「昨日、帰りに本屋へ寄って帰りました。」そんな話を聞くと、事業所の外でも少しずつ行動できるようになってきたことを感じます。
休憩時間には、
「所沢駅の○○がおいしかったですよ。」
「近所のお店で季節限定のメニューを食べてきたんです。」
そんな会話で利用者さん同士が盛り上がることもあります。
以前は通所だけで精いっぱいだった方が、少しずつ生活を楽しむ余裕を取り戻している。そんな変化を感じる瞬間です。
「やらなきゃ」から「やってみたい」へ
印象に残っている言葉は、ほかにもあります。
- 「プログラムでやった手芸が面白くて、毛糸と針を買って家でも作ってみたんです。」
- 「病院で先生に『表情が変わったね』と言われました。」
- 「ストレッチが楽しくなって、気が付いたら一か月以上続いていました。」
- 「今日は眠気が強いです。昨日スマホを見すぎたので、今日は早く寝ようと思います。」
- 「最近は入浴が楽しみなんです。入浴剤を使うようになってから、リラックスする時間になりました。」
- 「今日はサッカーを見たくて早起きしたんです。」
どれも特別な出来事ではありません。
でも、こうした何気ない言葉を聞くたびに、「少しずつ生活が戻ってきているんだな。」と感じます。以前は「やらなきゃ」と思っていた毎日が、少しずつ「やってみたい」「楽しみたい」という気持ちに変わっていく。
私たちは、その変化をとても大切にしています。
変わるのは、行動だけではありません
通所を始めたばかりの頃は、不安や自責の気持ちが強く、涙を流される方もいらっしゃいます。
「家族に申し訳ない。」
「何で自分だけ、こんな状態になってしまったんだろう。」
そんな思いを抱えながら通所される方も少なくありません。
でも、しばらく通所を続けていると、
「家族とこんな話をしたんです。」
「前だったら落ち込んでいたと思うんですけど、今は『仕方がないな』と思えました。」
そんな報告を聞くことがあります。
出来事そのものが変わったわけではありません。でも、その出来事の受け止め方が少しずつ変わっている。
その変化もまた、とても大切な一歩だと感じています。
復職は、生活が戻ってくることから始まるのかもしれません
復職は、「働ける・働けない」の二択ではありません。
- 朝起きられる日が増える。
- 人と話すことが少し楽になる。
- 好きだったことを、また楽しめるようになる。
「今日は少し疲れているから休もう」と、自分に合った選択ができるようになる。
そんな小さな変化が積み重なっていくことで、自信が少しずつ戻ってきます。
私たちは、利用者さんのそんな一歩一歩を、一緒に確認しながら支援を続けています。
もし今、「ここでもうまくいかなかったらどうしよう。」そんな不安を抱えているなら、一人で答えを出そうとしなくても大丈夫です。
最初から何でもできる人は多くありません。
生活が少しずつ戻り、「昨日より少しできた」が積み重なっていく。
その先に、一人ひとりの復職があります。
所沢センターでどのような支援を行っているのか知りたい方は、センターページもご覧ください。
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ニューロリワーク 所沢センター
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- 住所
- 〒359-1113
埼玉県所沢市喜多町16-7 第一武井ビル2階 - アクセス
- 西武新宿線 航空公園駅 徒歩2分
- 電話番号
- 04-2946-7255
受付時間:平日9:00~18:00
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