柔軟な考え方と健康的な生活習慣を身に付け、就職というスタートラインに立てた
就職支援
退職理由
取引先の会社が倒産したことで職場の環境や業務に変化があり、負担やストレスを感じていました。もともと業務量が多く長時間労働が常態化していたこと、職場の人間関係に悩みを抱えていたこともあり、精神的に落ち込みやすくなっていきました。
当時は、周囲から何かを指摘されると、注意を受けたときだけでなく、褒められたときでさえ勝手に涙が溢れてくるような不安定な状態になっていました。また、些細なこともネガティブに考えてしまったり、うまくいったことも素直に成功体験として受けとめられなかったりと、自己肯定感が下がっていました。
業務でも、タスクの優先順位付けや様々な場面で判断が求められることに難しさを感じるようになり、休職を経て退職に至りました。
ニューロリワークを知ったきっかけと利用を決めた理由
当初は復職を希望していたため、会社から「リワークを利用した実績がないと復職は難しい」と言われたことをきっかけに、リワークについて調べ始めました。
様々なリワーク施設の情報を比較する中で、自宅から適度に距離がありプログラム内容にも魅力を感じたことから、ニューロリワーク大宮南センターに興味を持ちました。
実際に体験してみて安心して通えそうだと感じたため利用を決めました。
ニューロリワークで行ったことやご自身の変化

課題だったネガティブ思考に対しては、物事への柔軟性を高める「FITプログラム ※1」や〈プラス表現〉のプログラムが役に立ちました。
「FITプログラム」で行った〈コラム法〉では、日々の出来事に対する気持ちの整理ができるようになり、〈アクションプラン〉に取り組むことで、失敗しても「それはそれで良い、気づきがあったことが大切」と前向きに捉えられるようになりました。
同じ物事に対しても視点を変えてポジティブな言葉選びをするという〈プラス表現〉を実践したことで、就職活動でのアピールポイントを見つけることができました。
通所中に、他の利用者の方ともプラス表現で会話することが増え、意識しなくても前向きな考え方ができるようになったと感じています。
また、生活習慣の乱れを改善する「ブレインフィットネスプログラム ※2」を通して生活のルーティンが整い、食生活の質も向上しました。
他にも、運動はもともと得意ではありませんでしたが、ちょっとした運動やヨガ、ストレッチを日常に取り入れるようになり、意識して早歩きを心掛けるようにもなりました。
それと、自分ではあまり意識していなかったのですが、通所を始めてからは以前より明るくなったと言われるようになりました。
※1 FIT(フィット)プログラム(Flexibility Intervention Training):物事への柔軟性(柔軟な思考や行動)を高め、少しでも良い状態に近づくことを目的とした認知行動療法理論に基づく当社グループオリジナルのプログラムです。
※2 ブレインフィットネスプログラム:安定した就労や社会生活を送るために、生活習慣の構築・改善を行っていく当社グループオリジナルのプログラムです。
役に立ったプログラム
自己理解を促す「FINDプログラム ※3」では、仕事をする上で何を大切にしたいのかを整理し、これまでの経験を踏まえて「しっかり休みがとれる環境」や「自分の身体を大切にできること」が重要だという価値観に行き着きました。
※3 FIND(ファインド)プログラム:自己理解を通してキャリアの羅針盤を作っていくプログラムです。キャリアの羅針盤を作ることで今後のより良いキャリア選択を実現し、長期安定就労につなげることを目的とした当社グループオリジナルのプログラムです。
役に立ったサポート
就職活動では、「模擬面接」と履歴書作成のアドバイスがとても役に立ちました。
面接となると極度の緊張から想定していた回答がうまく言えなくなったり、声が震えたりしてしまうこともありましたが、支援員の方と繰り返し練習する中で「本番ではなく練習の場で失敗し、その反省を次に活かせば良い」と考えられるようになり、落ち着いて対応できるようになりました。
履歴書の志望動機を書くことができず悩んでいたときも、支援員の方のサポートにとても助けられました。企業のMVV(Mission・Value・Vision)を確認し、その内容に対して自分が共感できる点を整理しながら志望動機を組み立てていく方法を教わり、当初はその整理自体も難しく感じていましたが、回数を重ねる中で段々と自分の言葉で書けるようになっていきました。
今後も実践し続けたいこと
ニューロリワークで身に付けたことの中で、今後も継続していきたいのは、生活サイクルを崩さず、日々のルーティンを守ることです。生活の土台がしっかりしていないと調子が崩れてしまうため、今後も意識して整えていきたいと考えています。
また、一人で抱え込まず、周囲に適切に頼る「援助要請」も引き続き実践していきたいと思っています。
今後への想い
就職先では自分なりの軸を持ち、無理をせず障がいと上手く付き合いながら、長く働き続けていきたいと考えています。できる限り安定して就労を継続し、定年まで働き続けることを目標にしています。
ニューロリワーク大宮南センターのスタッフに一言
通所の終盤では慌ただしく、落ち着かない場面もありましたが最後までサポートしていただきありがとうございました。おかげで、無事にスタートラインに立つことができました。
※内容はインタビュー回答時のものです。
ニューロリワークのご紹介
ニューロリワークでは、見学や施設の利用に関する相談を承っています。ご興味のある方はぜひご活用ください。
ニューロリワークの利用を通して、社会参加や復職・再就職後も心身ともに安定し、健康的な状態を維持できることを心より願っております。
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