なぜ「自己理解」をリワークで扱うのか? FITプログラムで考える、自分の考え方との付き合い方
リワークで「自己理解」を扱う理由
リワークというと、生活リズムを整えたり、仕事に必要な体力を戻したり、実際の仕事を想定した練習をしたりするイメージがあるかもしれません。
もちろん、そうした取り組みも大切です。
一方で、復職や就職を考えるときに、もう一つ考えておきたいことがあります。
それが、「自分は物事をどう考えやすいのか」ということです。
考え方が負担になることがある
所沢センターには、メンタル不調によって休職されている方や、社会参加に不安を感じている方が多くいらっしゃいます。
休職の要因を整理していく中で、コミュニケーションや人間関係について不安を感じていたことが分かる方もいます。
また、
「こうしなければいけない」
「失敗したら全部だめだ」
「自分が何とかしなければ」
といった考え方が強くなっていることもあります。
責任感があること自体は悪いことではありません。
ただ、「自分でやらなければ」と考え続けることで、誰かに助けを求めることが難しくなってしまうこともあります。
FITでは「考え方の癖」を知っていきます
ニューロリワークで行っているFITプログラムでは、認知行動療法に基づき、自分がどんなときにストレスを感じるのか、どんな考え方の癖があるのかを整理していきます。
認知再構成法(コラム法)やアクションプランなどを使いながら、自分の考え方を振り返ります。
取り組みを続ける中で、
「自分はこういうときに、べき思考が出やすい」
「白黒で考えてしまうことがある」
といった話が、プログラムを受けた方から出てくることもあります。
休職の要因分析をしている方から、「自分の考え方で苦しくなっていたのかもしれない」という話が出てくることもあります。
「正しい考え方」を身につけるわけではありません
FITで大切にしているのは、
「こう考えるのが正解です」
というものを身につけることではありません。
良いところだけを見るのでも、悪いところを無理に見ないようにするのでもありません。
良いところも悪いところも含めて見たうえで、
「じゃあ、どうしよう?」
と考えていく。
もし、その考え方で苦しいのであれば、
「別の考え方を試す実験をしてみませんか?」
というスタンスです。
「こう考えるべき」ではなく、
「こう考えると少し楽になるな」
という、自分なりの選択肢を増やしていきます。
復職や就職の先でも使えるように
こうした考え方の癖は、仕事や人間関係の中でも出てきます。
どんな仕事も完璧にこなそうとしたり、相手に対して「こうあるべき」と考えすぎたりすることで、自分自身の負荷が高くなってしまうこともあります。
だからこそ、自分の考え方に気づき、
「今、自分はこう考えているな」
と一度立ち止まる。
そして、必要であれば別の考え方を試してみる。
仕事や人間関係で何か困ったことが起きたときに、自分で対処できるための選択肢を増やしていく。
それが、FITプログラムで自己理解を扱う理由の一つです。
ニューロリワーク 所沢センター
のご紹介
- 住所
- 〒359-1113
埼玉県所沢市喜多町16-7 第一武井ビル2階 - アクセス
- 西武新宿線 航空公園駅 徒歩2分
- 電話番号
- 04-2946-7255
受付時間:平日9:00~18:00
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